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愛すべきカメラたち

こんにちは。駆け出しフォトグラファーのまーぼです。自己紹介だけでは寂しいので、カメラ遍歴とともに私の愛機たちを紹介したいと思います。

※ここで紹介する機種以前にも、SONYのコンデジやNikonのミラーレスカメラを買ったことはあるのですが、旅行のお供くらいであまり多用しなかったので割愛します。

RICOH GRⅡ

2018年8月購入。
石垣島旅行に合わせて生まれて初めて手に入れたマトモなカメラ。iPhoneの写真で満足していた当初、カメラに6万円を出すというのは一大決心でした。よく言えばミニマル。お世辞にも高級とは言えないチープな見た目ですが、吐き出されるキリッとした精細な画像に仰天したのを覚えています。スマホカメラとの格の差を思い知らされたことで俄然写真に興味が湧きました。小さくて邪魔にならないので、今でも仕事鞄の中にいつでも忍ばせています。


FUJIFILM X100F

2019年8月購入。
GRⅡを手に入れて以来、iPhoneで写真を撮ることはなくなりました。手軽に高画質が得られるのがGRの良さですが、他方もう少しカメラで撮影している手応えが欲しくなってきます。湧き上がった欲求は「ファインダーを覗いて撮影したい」というもの。次なる得物を求めてSNSで諸先輩方の作例を眺めていくうち、一際目を引いたのが富士フイルムのカメラで撮られた写真の色づかいでした。一眼レフに手を出すことも考えましたが、レンズ沼なる魔窟が広がっているとのことでまだ踏み出す覚悟がなく、レンズ一体型で粋な外観のX100Fに白羽の矢が立ちました。

何でもカリッと仕上げてくれるGRから持ち替えると、よく考えずに撮るとX100Fからは意外なほど眠たい画しか出てこず困惑します。かと思えばビギナーズラックではっとするような写真が撮れたりもして。GRはスマホの延長線でオートで撮ることも多かったのですが、X100Fと格闘しているうちに、画角の違いや「露出の三角形」の意味が分かり、「これはもう少し考えて扱う必要があるぞ」とカメラの難しさを思い知るのでした。


FUJIFILM X-Pro2

2020年4月購入。
一旦たどり着いた終着点(だと思ってる)。
実はX100Fを入手する前、富士フイルムのラインナップで一番心惹かれていたのはX-Pro2でした。厳めしいレトロな佇まい、心地良いシャッター音。手にした瞬間、モノとしての情報量、その密度が濃く感じられ、ひりひりと作り手の情熱が伝わってくるような錯覚に陥りました。当時お店ではコンセプトの違う最新モデルX-T3を押し出していたのですが、直感で「自分が手にするならコイツや!」と思ったのを覚えています。初心者にはデザインが気にいることが大事。

しかしそこは安くはない買い物(当時はまだボディだけで15〜16万くらいだったかと)。カメラにハマりつつも、レンズも含めたシステムを構築する覚悟がなかったのと、当時既に後続機であるX-Pro3の噂がちらほら聞こえ始めていた頃というのもあり、ひとまずX100Fでフジの色味を楽しみつつ様子見することに。

その後X-Pro3が発表されるも自分の期待とは違う方向に進化しておりがっかり。気付けばX-Pro2の在庫も消えており…。

意気消沈していたところ、この春とある家電量販店に一台限りの新品在庫を発見。この機を逃したら二度と手に入らないと堪らず購入してしまいました。あいにくの自粛ムードで撮影に出かけられませんが(作例は三密を避けて近所の散歩中と、仕事のついでに撮りました)、定番レンズのXF35mmf1.4 Rと連れて帰り毎日愛でています。次は何のレンズを試そうかな(結局)。

GRを買うときは6万の出費に手が震えたものですが、X-Pro2を手に入れてからは早くも「5万のレンズ?安いじゃん!」なんて思考回路になっているのが恐ろしいところです。ボディと違ってレンズは陳腐化しにくいので安心して投資できそうですよね笑

まだまだ駆け出しフォトグラファーですが、いつか人の心を動かすような写真を撮れるようになりたいものです。

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