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なんでゲームをつくるようになったんですか?

最近は意識的に、はじめましての方と会う機会を増やしているのですが、そこでよく、「なんでゲームをつくるようになったんですか?」と聞かれます。

そのときはいつも、「できると思ったから」とお答えしています。わりとがっかりされます。

でもそろそろちょっと申し訳なくなってきたので、理由を考えてみました。結果、一番大きいのは、「ゲームつくる人が近くにいたから」だと思われます。

僕は、人間が何かができるようになるためにはまず、それが「できる」と思い込むことが必要だと考えています。

できると思わなきゃ、誰もやりません。
仕事の計画を立てるのも、自分やメンバーに「できる」と思い込ませるためです。「無理では…?」って考えるやつがチームに交じるとロクなことにならないのは、そのためです。

そして、その「できる」という思い込みを得るために一番効果的なのが、「やってる人を見ること」だと思います。

やってる人が現実にやってる姿を見ることで、自分と同じ人間に、それができると本能的に理解できるのです。

僕がゲームをつくるようになったのは、最初ちょっとやってみたくなって、できる人と会って、実際にやってみて、できたからです。
できるようになってからやったのではありません。ここ重要です。実際にやってみてできなかったら、やめてたと思います。

他の分野にも同じことが言えます。たとえば先々月、僕は東郷さんと一緒に起業しました。

その決断ができたのは、学生のころにコルクというクリエイターのエージェント会社でインターンをしていたことが大きいと思っています。

コルクで学んだことは他にも数え切れないくらいありますが、佐渡島さんという起業家を近くで見たことが、「起業できそう」と僕が思い込むのに大きな影響を与えている気がします。

つきましては、できるようになりたいことがあるなら、まずは「できてる」人の近くに行ってみるのをオススメします。そのとき、距離は近いほうがいい感じです。

そして「できると思い込んでる」状態になれれば、「できるか分からないけどやりたい」状態でいるより、実現にだいぶ近づくんじゃないでしょうか。僕はそういう感じで、ゲームをつくるようになりました。

★Twitterでは、ゲーム作り中の思いつきなどをつぶやきます。併せてぜひ。

ナイスプレー!