渡邉甚平

1999年生まれ 俳優。 不定期で綴ります。

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最近の記事

記憶の集積

少しずつ、忘れてしまう。 忘れたことすら忘れてしまう。 それを悲しいと思った時に 少しだけ楽になれた。 悲しいと思えてよかったと 自分を信じることができた。 何をしても1日は24時間か。 映画を見て過ごしても運動をして過ごしても 24時間か。その積み重ねでいつしか 大人になっていた。24歳。 明日2/20は雨が降るらしい。 東京で暮らしていた頃は、よく歩いた。 大好きな靴がすぐにすり減った。 傘を打つ雨の音が好きで、何の用事もないのに 傘をさして散歩した。 電車が通る音と

    • PERFECT DAYS鑑賞記録

      PERFECT DAYSという 日本とドイツ合作の映画を鑑賞。 打ちのめされた。 この頃は1日一本映画を観るんだけど 特にこの映画は人生について考えさせられた。 毎日は何かの繰り返し 朝、目を覚まして 何気なく歯を磨いて髭を剃り上げ 仕事に行ったり、その帰り道に夕陽を見たりする。 そんな繰り返しの中にも少しずつ何かが違う。 木漏れ日は2度とない、葉と葉から溢れた光。 人生を創る毎日は木漏れ日のような日々だということ。 ヴィム・ヴェンダース監督の作品は初めて拝見したけど

      • 本当に好きな事

        忘れたことすら忘れてしまうこと。 それが怖いから写真を撮る。日記をつける。 出逢う前の貴方に出逢えないこと。 だから今とこれからを知ろうと思う。 本当はもどかしさあまりに、 眠れない程悲しいことばかりだ。 絶対とは言い切れない事象に囲まれている。 そこに人がいる事、誰かが言った言葉、目に見えているものや見てきたもの。全部絶対に存在していて事実であるとは誰も言い切れない。この宇宙の存在すら嘘かもしれない。 ただ唯一、それを考えている自分自身の思想は必ず存在してる。いわゆる哲学

        • 宇宙は広いな

          突然なんだけど、もし今500光年離れた星に行けて高性能な望遠鏡あったら500年前の光が見えてるわけだから生の織田信長とか見えるって事になるよな。過去は踏ん張れば見れるんだなあ。でも今未来を見ることはできないんだなあ。だって今作ってるんだもの。うんち行くふりしておしっこしたら未来騙せるもの。 最近キングダムにめちゃくちゃハマっていて そんなことを考えてます。 戦国時代とかもよくよく考えたらすごい。 よくよく考えなくてもすごい。 槍とか剣で人を突き刺したり斬ったり。 正直一体どう

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        • 曲考察
          1本

        記事

          若者のすべて

          山梨県富士吉田市出身、日本を代表するロックバンド 『フジファブリック』さんの代表曲である『若者のすべて』を掘り下げる。 私事ではあるが私も山梨県出身でとても親近感が湧いてならない。 富士吉田市の防災無線のチャイムには実際にこの曲が使われた。 一度でいいからなまでそのチャイムを聴いてみたい。 おそらくその場に立ち尽くし、朝を迎えるほどの感慨深さが 私を襲ってしまうだろう。 若者のすべて 作詞・作曲:志村正彦 真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた

          若者のすべて