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【まず、息を整える】



 『今日、誰のために生きる?』を拝読中。

 著者が経験したアフリカのブンジュ村での生活。そこには「本当の幸せとは?」の答えが明確にあったそうで。
 そして、そのブンジュ村での文化や教え、心などは、かつての日本人から学んだというから驚き。

 世界の歴史書を見ると、(江戸時代くらいだったかな?)
 フランスのものでも、アメリカのものでも「これほど幸せを感じている人種は日本人しかいない。」「顔がいきいきしている。」「町中に上機嫌な様子が行き渡っている」と書かれているほど。

 その学びが短編で綴られています。

 短編で、とっても区切りよく読めるので、朝の5分読書でちまちまと呼んでいます。

 昨日、パッと開いたところで、ぶっ刺さるものがあった。

 それは「まず、息を整える」ということ。


 少しだけ抜粋して引用すると

 「日本人は、普段当たり前にやっていることの所作の一つ一つを、愛していた。水を手ですくうときの手の形すら愛していた。 
 息を吐いている時の自分、息を吸っている時の自分。それをこの上なく愛していた。
 朝起きて、家から一歩目を踏み出した時、左足のつま先が地面を踏み締める時の感覚、これがもう喜びに感じる。
 日常の一瞬一瞬に、喜びを感じていたのが日本人だった。
 ・・・
 どんな時も、まず息を整える。
 息を整えることで、心にゆとりが生まれるから。 
 嬉しくて、嬉しくて、今すぐ伝えたいときだって、息を整えて、心にゆとりをもつこと。
 一瞬一瞬を丁寧に味わうと、より深い喜びを味わえるようになる。
 息を整えると、自分自身の存在をはっきりと認識することができる。自分の心の中にある本当の喜びを大切にしようと思える。
 心にゆとりを持ち、一つ一つの所作や吐く息、吸う息にまで意識を向けて味わう。
 小さな日常から大きな豊かさを受け取って生きていく。」

 なぜそれが刺さったかって、そもそも自分の苦手なところだから。 

 やりたいことが多すぎて、朝早く起きているくせにどこかせかせかしている。


 心にゆとりを持つことの重要性というか、自分の苦手さを感じていたからこそ、偶然にも昨日の抱負めいた投稿に「より良い未来は、今の積み重ねでできているので、まずは、目の前の1日1日を大切に、一瞬一瞬を足を踏みしめて、抱きしめるように。」といかにもカッコつけて書いている。

 日常の些細な所作とか、踏み出す足とか、呼吸とか意識を向けていた時もあるけれど、今やりたいことが結構好転していて、ブッつめガチになっていて、忘れているところだった。

 だからこそ、抱負を書くタイミングで、自然と「今」を大切に感じ取ること。日常の些細なことから大きな喜びを受け取ること。についての
の言葉が出てきたのだと思う。

 「今」を生きているか?と自分に問いかけることを習慣に。

 1月1日も忙しくて「今」を生きていないタイミングがあった。

 今日の朝、改めてジョギングや掃除をしているときに、呼吸や体の動きにまで意識を、向けると、自分自身んを感じて、とても豊たな心になり、大きな喜びを感じ取る感覚になった。


 ちなみにそんなタイミングでおみくじを初詣でひいたんだけれど、そこにも「あせらぬこと。心を和やかに。」と書いてある。


 自分が思っていたことが、パッと開いた本のページに書いてあり、初詣に行った神社からもそれとつながる教えをもらった1月1日。

 今年は何を大切にしなければいけないかが、明確になったな〜。

 「今」「一瞬一瞬」に意識を向けて、日常から大きな喜び を受け取ること。


 そのために、まず息を整えること。

 すると自然と心にゆとりが生まれてくる。

 
 なんかまたさらに開けていく気がするな〜。

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