『DUNE/デューン 砂の惑星』でグリーンバックの使用を極限にまで激減させた方法とは
どうも!じきどらむです!
壮大な砂漠が広がる砂の惑星“デューン”を始めとする様々な惑星が登場する本作には莫大な製作費と制作苦労が注ぎ込まれています。
通常の大作映画だと数え切れないシーンでCGを追加出来るグリーンバックの前で撮影することが多いですが本作は極限に使用を控えました。
という訳で今回は『DUNE/デューン 砂の惑星』で工夫した撮影方法についてまとめていきます。最後まで宜しくお願い致します。
極限に減らす
ドゥニ監督はリアルさを追求する為にできる限り視覚効果に頼らないことを意識し、グリーンバック背景の使用を極限にまで抑えました。
本作では砂漠が地平線にまで広がるシーンや細部までこだわった室内が描かれていますが、グリーンバックを使用したのは2シーンのみでした。
『メッセージ』や『ブレードランナー 2049』のSFの名作を手掛けたドゥニ監督だからこそのこだわりが存分に詰め込まれています。
相応しい演出
プロダクション・デザイナーのパトリス・ヴァーメットによるとシンプルな塗装生地を使用することでグリーンバックの使用を避けたそうです。
俳優陣がリアルさを追求出来る様に制作スタッフが24~30フィート(約7.3~9メートル)を超える建築セットを全て布で覆ったと明かしています。
光源の位置やその光が当たる障害物の位置を適切にセットする事で映画に相応しい演出をする事が出来るとヴァーメットは語りました。
まとめ
通常の作品よりも壮大なセットと莫大な製作費で制作されていたので多くのCGを使用していると予想してましたが良い意味で裏切られました…!
最後まで見てくれてありがとうございます(*^^*)
以上、じきどらむでした!
最後までお読み頂き誠にありがとうございます! これからも映画の魅力やレビューを毎日全力で発信していくので、フォローやサポートの方をしていただけると嬉しいです。 今後も全力で映画業界を盛り上げて行きますので宜しくお願い致します!