国際結婚で夫婦別姓。子どもの姓に悩む。

はじめまして!
私は中国国籍の夫と結婚をして、現在は日本で暮らしています。
コウノトリさんが私たちの元に来てくれて、今夏第一子を出産予定です!

悪阻も落ち着き、先日の検診で性別は女の子だろうというのがわかって、いよいよ名前を考え始めるタイミングが来たので、子どもの苗字についても現在の思いを書き残しておこうと思います。

国際結婚の苗字の選択

2023年現在、日本人同士で結婚する場合、苗字は統一するように法で定められていますが、国際結婚をした場合は、夫婦別姓の選択ができて、同一の苗字を選ぶために相手の苗字に変えたり、相手に苗字を変えてもらったりすることもできます。

日本では結婚をしても外国人のパートナーが日本国籍を取得できないので、戸籍に名前を登録することもなく、夫婦別姓であることが一般的です。
一方の中国では「婚姻法」というのがあって、男女平等の原則から夫婦別姓が定められています。

このような背景もあり、私としてはそれぞれの姓を残すことで、仕事上のキャリアや過去の交友関係が継続しやすいと思い、夫婦別姓を選択しました。

国際結婚で子どもの苗字はどうなる?

基本的に子供の苗字は日本人の親と同じ苗字になります。
国際結婚した夫婦の子どもは、日本の役所に出生届を提出することで日本の親の戸籍に入籍するため、日本では原則、生まれた子供の苗字は、日本の親の苗字となり、戸籍も日本の親と同じ戸籍になります。
夫婦別姓で子どもが外国籍の親の苗字を名乗るには、家庭裁判所の手続きが必要となります。

悩み

シンプルに決めるのであれば私の苗字になりますが、夫は一人っ子なので、できれば自分の苗字を子どもに継がせたいという気持ちがあるそうなのです。

夫の苗字は日本にもある漢字で読み・書きに問題はありませんが、聞けば必ず中国人の苗字だということがわかります。

私の両親のように、中国人に対してポジティブな印象を持っていない人もいます。もしかしたら、偏見を持っている人からいじめに遭うなどの問題が発生するかもしれません。

今の私の考え

それでも、子どもが中国人と日本人のハーフであることは、多文化や多言語を理解する上での強みとなり、異文化理解やグローバルな視点を持つ特性を育むことができると信じています。夫の姓を継ぐことで、日本での生活の中でその価値観を持つ上での力となってくれることを願っています。

他に親としてできることは、環境選びだと思うので、これから多国籍の人が多い地域や、グローバル教育に力を入れている地域を探していこうと思います。

ウィキペディア曰く、日本人女性の国際結婚率は1%にも満たないそうですが、もしご経験者の方がいたらコメントをいただけると大変嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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