topまちの本屋さん_蛙山さんと書店員

電子書籍と紙の本、僕の指は…

’指がそのページを覚えている’

電子書籍君、この点で君は紙の本にはかなわなんだよなぁ。

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記事を書くのに必要な本を月に何冊か読みます。

今回Vol.9を書くのにも何冊か買ったり、借りたり。全て紙の本。

全部読むこともあれば、必要な箇所だけを読む拾い読みの場合もあります。

参考にしたい箇所を何度もめくり、読み返しては確認する。

そのうちに指がその場所を、正確にはそのページの厚みを覚えていて、

また本の方も開く癖がついていて、いつのまにかさっとめくれちゃう。

このさっとめくれた時の快感、これが電子書籍ではできないんだよなぁ。

「本を読んだぞー!」って実感は、やはり紙の本の方が断然感じる。

なんでかなぁと考えたら、

本のページが左から右へ積み重ねられてゆくあの厚み!

完全に右に移った時に「読んだ―!」ってなるんですよね。


急いでいるときはすぐに手に入り、どこででも読める、安い電子書籍だけど

紙が迎えてくれるこの優しさは持ち合わせておらず。

昨年、飛びついた読み放題1カ月無料体験コースは

1カ月にそんなに読めない、資料本になる本がないなどもあり

すぐにおさらばとなりました。

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ツムグハグVol.9より

お仕事図鑑『まちの本屋さん③』

本屋のしくみ ー仕入と返品とジレンマー

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