日本語で読む 中国スタートアップ投資 Dailyレポート 2021.4.2
1.JK、ロリータ、漢服のコスプレを販売する十二光年がテンセントやセコイアから数百万米ドルのPre-Aラウンドを完了
十二光年は腐女子文化派生商品の新小売プラットフォームで、腐女子のライフスタイルに向けたオフライン集合店。
製品は漢服、JK、ロリータ、IP商品などをカバーし、提携する二次元トップブランドには織羽集、天使之涙、中牌制服館などが含まれる。
今回はセコイア中国シード基金が出資し、テンセント、米哈游、浅月資本が出資し、旧株主の蜂巧資本が引き続き追加出資する。浅月キャピタルは専属ファイナンシャルアドバイザーを務めている。
十二光年の創業者であるCarrie氏によると、今回得られた資金は主にオフラインルートの開拓、製品研究開発への投資、マーケティングに充てる。
2.聖美生物が3億元のBラウンドを完了
聖美生物は世界の先進的な腫瘍液体生検技術を掌握する精密医療イノベーション型企業で、腫瘍患者に世界トップレベルの全方位液体生検検査指導案を提供することに力を入れる。
このほど、Bラウンドのリードインベスターである国投招商と投資契約を完了したと発表した。
国投招商は3億元を投資し、聖美生物の肺がん早期診断技術の商業化プロセスの推進を加速すると同時に、聖美生物の多がん種の腫瘍液体生検関連技術のコア技術の研究開発を支援する。
3.ヒルハウスが東方雨虹の16億元分の株式割当獲得
東方雨虹は1995年に設立され、20数年来、数万の重大なインフラ建設、工業建筑と民生用、商用建筑に高品質のシステムソリューションを提供し、すでに良質な建筑建材システムのプロバイダー。
このほど発表された非公開A株株式発行状況報告書によると、今回募集した資金総額は80億元、発行価格は1株当たり45.50元。
このうち、ヒルハウス傘下の天津礼仁投資管理パートナーシップは9億3100万元、同じくヒルハウス系の珠海暖遠鼎峰株式投資パートナーシップは6億7000万元を獲得した。
5.奥蘭中国がヒルハウスと黒蟻から1億元のAラウンドを完了
奥蘭中国はワインブランドで、傘下に「奥蘭小紅帽」など一連のワインブランドを保有している。
奥蘭小紅帽ブランドは2016年にスペインで設立され、同年に中国市場に進出した。
中国運営チーム（奥蘭中国）がブランドの市場責任と費用投入を負担する。このほど億元のAラウンド融資を完了し、今回はヒルハウスと黒蟻資本が共同投資する。
6.零食有鳴は数千万元の戦略投資を穫得
零食有鳴はお菓子量販チェーンブランドで、主にオフラインお菓子市場を攻略しており、貴州、重慶、成都などですでに100店舗近く展開し、西南第一の間お菓子ブランドとなっている。
このほど雲麓資本及び何力鵬から数千万元の戦略投資を獲得した。FAは雲悦キャピタル。
7.家庭教育ロボットの觅机科技完成数百万元のエンジェル投資を獲得
觅机科技はAI+教育ソリューションプロバイダで、家庭教育ロボットの研究開発、生産、販売と普及に力を入れて、革新的なビジネスモデルとコア技術の輸出能力を通じて、中国に立脚して、家庭教育事業のためにたゆまず努力することを望んでいます。
このほど数百万元のエンジェルラウンドを完了し、創客智盛が投資した。資金は製品の標準化された研磨に使用され、プロダクトの実用化までのサイクルが短縮されます。
8.超節点が4000万元のA+ラウンド融資を完了
超節点は、3D視覚感知デバイス（センサー）の研究開発、3D深度カメラ専用チップの技術研究開発を含む3D視覚感知と認知技術の研究開発に注力する。このほど4000万元のA+ラウンドを完了し、創東方傘下のファンドが単独投資する。
9.麗海弘金が数千万元のAラウンド融資を獲得
麗海弘金は金証株式プラットフォーム(金证股份平台)の子会社で、クオンツ運用サービスプラットフォームの開発とクオンツ戦略の研究とサービスに専念し、各類型の投資機関と専門投資家にサービスを提供する。
このほど、数千万元のAラウンドを獲得し、同創偉業がリードすると発表した。これに先立ち、麗海弘金は2020年11月に君盛投資から数千万元の調達を完了したばかりだ。
麗海弘金の張紅慶副総経理によると、同社の業務開拓、技術研究開発、市場販売、同社運営などに応用し、中国のフィンテック分野の激しい市場競争に対応する。
10.テンセント陣営の中古サービス転転(转转)が3億9000万米ドルの投資を獲得
転転は中国58グループ傘下の中古取引プラットフォームで、垂直分野で絶えず深くサービス展開している。
中古携帯電話取引について、転転は「転転優品」の自営業務を設立し、同時にC2C取引にプラットフォーム検査と検査品質保証などのサービスを提供し、中古3C(*1)の取引信頼問題を解決する。
旧正月前にGBA大湾区ファンドと青樾ファンドから計3億9000万米ドルの投資を獲得した。これは2020年5月に転転と找靓机が戦略的に合併して新たな転転グループを結成してから獲得した初の融資となる。
中古3C(*1)
Computer … パソコン、パソコン周辺機器、デジカメ、メディアプレーヤー
Communication … 携帯電話
Consumer electronics … 家電
11.学覇生が約千万元のPre-Aラウンド融資を完了
学覇生は全方位型スマート教育プラットフォームで、スマート教育システムを開発。学覇生は幼児の早期教育から高校3年生までの全年齢層、全科目、全教材バージョンをカバーする対人特高級教師のオンライン教育指導と約300万人の独自試験問題データベースを提供する。
このほど、華南資本から約千万元のPre-Aラウンドを完了した。学覇生の運営パートナーである陳家輝氏によると、今回の融資は主に人材の設立、市場の拡張、全国代理店業務の配置強化などに充てる。
14.軽御食品が2000万Aラウンド融資を獲得
軽御食品は大健康ワンホン製品メーカーであり、健康管理と創業インキュベーションに力を入れ、大健康ワンホン製品を研究開発し、ワンホンIPのイノベーションモデルと健康生活生態チェーンプラットフォームを構築し、ワンホンIPを自社製品に注入し、マーケティング・プロモーションを通じて販売代理店の販売市場開拓を支援する。
このほど、友閣集団を投資先とする2000万元のAラウンドに成功したと発表した。
15.智信新が戦略的投資を獲得
智信新は電子ブランドの生産メーカーである。傘下の栄耀ブランドはより速い変化でモバイル時代を追求しており、栄耀ブランドはインターネットの本質を正確に認識している。
平等、開放、非中心化、視聴者との完全な対等コミュニケーションを維持し、視聴者の声に耳を傾け、視聴者により多くの需要を満たす高価格製品を提供する。このほど鲲鹏資本から戦略的投資を獲得した。
16.深セン嘉立創がセコイア中国らから5億元の第1回目の資金調達完了
深セン嘉立創は配線板制造、部品商城、SMTパッチなどの電子全産業チェーングループ会社であり、規模が強く、設備が完備し、管理が厳格で、品質が卓越した専門回路板メーカーである。今年2月に5億元の第1回融資を完了し、今回の投資はセコイア中国と鐘鼎資本が共同で完了した。
17.雲快充がCATL(*2)から戦略的投資を獲得
雲快充は中国初の充電ステーション建設運営全体ソリューションを専門的に提供する第三者企業で、うち南京市で90%のタクシー、100%の専用車、90%の通勤貸切車と物流車に充電サービスを提供する。このほどCATLから戦略的投資を獲得した。
CATL(*2)
寧徳時代新能源科技（CATL, Contemporary Amperex Technology）は、中国にある世界最大手の電気自動車用の電池メーカー国際市場では、CATLはトヨタ、本田、日産、PSA、現代、BMW、フォルクスワーゲン、ダイムラーと協力している。中国では同社の顧客は北京汽車、吉利汽車、宇通客車、中通客車、金龍客車、上海汽車及び福田汽車が含まれる
18.衍光网络が中国版ニコ動のBilibiliから戦略的投資を穫得
衍光网络はゲームの研究開発企業で、プレイヤーに親切で斬新な体験を与えることに力を入れています。このほどBilibiliから戦略的投資を獲得した。
19.兆芯がAラウンド融資を完了
兆芯は中国をリードするチップ設計メーカーで、同時にCPU(中央処理装置)、GPU(グラフィックス処理装置)、チップセット(*3)の3大コア技術を掌握し、3大コアチップと関連IPの完全な独自設計研究開発能力を持つ。
最近Aラウンドを完了。投資企業は上海集積回路産業基金、云鋒基金、金浦投資、国鑫投資、厚熙投資、信峘資本、同創偉業、共建創投、浦東新産投。
チップセット(*3)
原義では、ある機能を実現するために組み合わされた複数の集積回路（IC）の集まりであり、広義ではPC/AT互換機（に類似したパーソナルコンピュータ）のマザーボードに実装される、CPUの外部バスと、メモリや周辺機器を接続する標準バスとのバスブリッジなどの機能を集積した、少数の大規模集積回路
20.造物App穫得虎跳戦略投資
造物Appはコンテンツ共有コミュニティを備えたフィギュア、モデルプレイ、レゴの購入案内アプリで、ユーザーに明晰、全面的、完備したフィギュア、モデルプレイ、レゴのデータベースを提供し、ネット全体の情報を統合し、十分に価格を比較して優良品を選び、ユーザーがコストパフォーマンスの高いモデルプレイを購入できるよう支援する。
このほど、上海楽模玩加科技有限公司に工商変更が発生し、新たに株主の虎跳（上海）文化伝播股份有限公司が追加。
21.潜行革新がPre-Bラウンドで約億元を獲得
融資潜行革新は水中ロボット製品とソリューションの研究開発とメーカーに注力する。
主力製品のGLADIUS潜航機は水中撮影、探索、観察用の携帯型水中ロボットで、操作が簡単で携帯に便利で、水中100メートルに潜入して4K高精細撮影とリアルタイム観測を行うことができる。
最近、約億元のAラウンドとPre-Bラウンドで連続して資金調達した。
Aラウンドの投資企業は深創投で、Pre-Bラウンドは前海母基金の淮泽中钊エンジェルファンドがリードし、東海、梅花創投がフォローしている。今回のは水中製品の研究開発とマーケティングの拡大に充てる。
終わりに
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