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絶対音感と相対音感について

こんにちは、ゼシカです。
今回は絶対音感と
相対音感の違いについての記事です。

この記事は音楽に触れている方が
対象となると思うので、
軽音やっている方も
吹奏楽やっている方も
ピアノやっている方も
歌やっている方も
ぜひ見てください。

また絶対音感・相対音感について
それぞれ記事にしています。

そちらも合わせてお読みください。
※こちらだけ読んでも
内容わかるように上記の
記事内容を所々差し込んでいます。

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絶対音感とは

絶対音感(ぜったいおんかん)とは、
音楽や音を聴いたときに
他の音と比べることなく、
その音の高さを直感的に
正確に判別できる能力
のことです。

絶対音感を持っている人は、
突然耳に入ってきた音の音名を
瞬時に把握できます。
また楽器だけでなく、
ドアのノックの音が『ド』だった、
救急車のサイレンの音が
『ミ』と『ラ』だったなど
日常生活で聞こえてくる音も
音名で表現可能です。

絶対音感を持っている人は
人口の0.2〜0.5%ほどとも
言われる珍しい能力ですが、
幼少期から適切な訓練を
行うことで身につけることができます。

絶対音感はこれまで
生まれつきの才能、先天的な能力である
と思われてきました。
しかし、近年の研究では、
絶対音感は訓練によって身につけられること
がわかっています。

絶対音感を身につけるためには、
適切な時期にトレーニングを行うことが
重要
です。
年齢を重ねるほど
絶対音感を習得するための
能力がなくなっていき、
『臨界期』を超えると、
絶対音感を身につけることは
非常に困難
になるとされています。

一般的に、
絶対音感を身につけるための
臨界期は6歳未満といわれており、
それまでにトレーニングを行うことで
絶対音感を習得できます。
これは子どものうちは
聴力が発達途中であり、
音感が身につきやすいため
です。

聴力がすでに発達しきった
大人の場合、
訓練によって
絶対音感を身につけるのは
困難です。


相対音感とは

相対音感とは、
基準となる音を聞いたうえで
音名が答えられる音感
のことです。

例えば、「ド」という基準音を聞いたあとに
「ファ」や「ソ」の音を認識できる
という音感で、基準音と比較しながら
音の高さを判断します。

カラオケで音程を取りながら歌うことも、
相対音感の一つといえます。

相対音感は英語に訳すと
「relative pitch」です。
多くの人が潜在的に持っている能力ですが、
日常生活において
使用する機会はほとんどなく、
鍛えることによって
実用的に使える
ようになります。

相対音感といえば
音程差を聞き取るインプットが
一般的ですが、
聞き取った音を正確に発音する
アウトプットも重要です。

歌や楽器が上手になりたい
という理由で
相対音感を鍛えるなら、
歌や楽器を使って
アウトプットの練習をしてください。


絶対音感や相対音感についての書籍

こちらでは、
絶対音感や相対音感についての
書籍の紹介です。

こちらはどちらかというと
論文に近いです。
(参考文献も多いです)
論理的にわかりやすく書いてあります。
大人が読むしっかりした
本としてちょうどいいです。
(サクッとは読めません)

こちらは大人でも
絶対音感のような音程感を
養うことができるトレーニング本です。
筆者が絶対音程感と名づけています。
大人なので、相対音感しかつけられないと
思わずに、これで
「絶対音程感」を身につけて
ドヤ顔することも素敵だと
私は思います。
(相対音感じゃないぞと
思えるので素敵だと思います)

ちなみにこれを読むだけで
音について学べます。
(スケールなど)
本は少し厚めです。
この前の本よりは読みやすいと思います。


絶対音感と相対音感の違い

相対音感と絶対音感の違いは、
音の聞き分け方や習得できる年齢です。

相対音感は基準となる音を聞いてから
他の音を判断するのに対し、
絶対音感は音を聞いた瞬間に
何の音かを判断します。

ここでいう絶対音感の絶対とは
何かと比較しない
という意味で、
相対音感の相対とは他の音と比較する
という意味です。

絶対音感は生まれ持った才能や
幼少期のトレーニングで
習得できる能力であるのに対し、
相対音感は生まれ持った能力で
鍛えることによって身につけられる能力です。


絶対音感のデメリット


だとしても絶対音感がすごいと感じてしまうと
思うのですが、
デメリットは存在します。

①日常の音が耳障りであること

絶対音感を持つ人は、
音の高さや音程に対する感受性が
非常に高いことが特徴です。
ピアノやギターなどの楽器音だけでなく、
日常生活で聞こえる音が頭の中で
『ドレミ』といった音名に
変換されて聞こえます。

日常的に耳にする環境音や
雑音などが特に気になり、
耳障りに感じることがあります。

例えば、道路や駅で聞こえる車のクラクションや
電車のブレーキ音、車の走行音、風の音、
鳥の鳴き声などが普通の人よりも
敏感に反応してしまい、
他のことに集中しにくくなることも
あるでしょう。

音のある環境では
他のことに集中できなくなってしまうため、
絶対音感を持っている人の中には
運転中は音楽を流さないという人も
いるようです。

②音楽が楽しみにくい可能性があること

絶対音感はとても珍しい能力であり、
即興演奏などにも活用できるため、
絶対音感を持っていない人からすれば
「羨ましい」「音楽の世界が広がりそう」
と思うかもしれません。
絶対音感を持つ人は音楽に対する理解力が高く、
音楽の構造や音程を正確に把握可能です。
その一方で、音楽を心から
楽しめなくなることがあるという
デメリットもあります。
一般の人の場合、楽曲やメロディー、
歌詞などに共感しながら音楽を楽しみます。
しかし、絶対音感の人の場合は、
音楽やメロディーが音名で聞こえるため、
『音楽』そのものを純粋に楽しむことが
難しくなるケースもあるようです。
また、歌や楽器のほんのわずかな
音程のズレにも敏感なため、
カラオケで他の人が歌っている
音程のズレが気になってストレスになったり、
不快に感じたりしてしまうこともあります。

③移調楽器への違和感がすること

絶対音感を持っている人は、
鳴った音がどの音程であるかを
正確に判別できるため、
移調楽器を演奏する際に違和感を感じたり、
混乱してしまうことがあります。
移調楽器とは楽譜に従って音を出しても、
別の音が出る楽器のことです。
クラリネットやサックス、
ホルン、トランペットなどが
移調楽器に含まれます。
移調楽器の場合、
楽譜に書かれている音を鳴らしても、
実際に鳴るのは別の音になるため、
聞いただけで音名がわかる
絶対音感の持ち主は
違和感を感じてしまうことも多いようです。


絶対音感の私の日常生活の例

私は絶対音感を持っていますが、
先程あげたデメリット等もふまえて
日常生活について
例としてあげたいと思います。
(絶対音感も個人差がありますので、
その点の理解に繋げることが出来れば
と思います)

日常の音が耳障りであることについては、
あまり気になりません。
なっている音が何かまではわかりますが、
それは意識的に聴いている時のみの
判断になります。
それは私の場合は、
絶対音程が身についた時は、
臨界期あたりだったからの
可能性はありそうです。

音楽が楽しみにくい可能性があること
に関してはよくあります。

例に挙げた通り、
カラオケの音程(自分も含む)は
かなりあります。
結構しんどいので、
カラオケは一人で行くことが
多いです。

また、テレビ番組の
歌番組の生放送を見ることは
難しいです。
生放送は音程の補正等
されていないので、
音程のずれがとても
気になります。
(音程が合っていれば
気になりません)
また、歌詞が音名の
もので実音(実際に
なっている音)が異なると
とても苦しいです。
だから歌番組の生放送は
見ないことが多いです。

移調楽器への違和感がすること
に関しては
クラリネットを吹き始めて
1年程度は感じていました。

先ほどの音楽が
楽しみにくい可能性があることでも
触れましたが、
記譜音と実音との違いに
苦戦しました。

しかし、今は
ド=B♭と思えるぐらいの
音感になりました。
(むしろド=Cと認識できていないので、
歌を歌うときの音とりに
時間を要します。)


最後に

いかがでしたでしょうか。

個人的には音楽をやるなら
相対音感の方が
利便性があると考えます。
実用的なので、
それが1番な気がします。

絶対音感も悪くはないですが、
音に対してだいぶシビアに
なってしまうので、
理解者は少ないです。

音楽をやる方は
音感はある方が便利で
あることは間違いないので、
ぜひ鍛えてみてください。

以上です。ここまで読んでくださった方
ありがとうございました。
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