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コリ固まった背中をスキマ時間で劇的にスッキリさせるコツ

なんやかやと、おうち時間が増える今日この頃。

リモートという働き方が定着した方も多いのではないでしょうか。

そんな中。

座りっぱなし、動かない、または運転時間が長い…などの理由で、見えない背中側にコリを感じる方も少なくないと思います。

こんな時。

パパっと数分で背中のコリがスッキリ楽になったらいいな…


と、思いませんか?


私自身、遠出して長時間運転した後など、そう思うことがあります。


そしてそんな時、車を停めた社内で、ザザっとあるストレッチをするだけで、随分背中がスッキリ楽になる方法があります。



それは、あるコツを抑えたストレッチ。


背骨の動きをしっかり押さえて、4つの動きを意識すれば、誰でも、2分程度でスッキリ楽になることができるんです。


それを解説したのが下の動画☟

動画自体は10分程ありますが、覚えてしまえば、4種類、各30秒ほどづつで合計2分程度で済んでしまいます。


背骨の4つの動き


実は背骨には4つしか動きがありません。


❶前屈(前曲げ)
❷後屈(後ろ反り)
❸側屈(横曲げ)
❹回旋(ねじり)

どんな動きやどんな形状でも、この4つのどれかが組み合わさっているだけなのです。

ですから、この4つを、1から順に丁寧にやれば、背骨はかなりほぐれるのです。


❶前屈(前曲げ)=背骨を伸ばす意識が大切


前に曲げると言っても、実は背骨は全体が前側に丸くなれるほど大きく動くわけではありません。

丸くなれるのは、元々前にカーブしている胸椎(胸の裏、肋骨がついている個所)だけ。

腰椎(腰の部分)や、頚椎(首の部分)は、せいぜいまっすぐになる程度で、丸くなることなんてできません。

さらに、胸椎(胸部分)も、肋骨という大きな骨がくっついていますし、そこまで丸くなれるわけではありません。

なので、前に曲げるという意識は捨て、『のばす』という意識を持ってください

では、『伸ばす』とはどういうことなのか。


それは、椎骨(背骨)と椎骨(背骨)の間隔を広げるというようなイメージです。


背骨は1本の棒ではありません。

達磨落としや積み重ねたビーズのように、1つ1つの骨が積み重なって棒状をなしています。


その、達磨落とし(もしくは積み重ねたビーズ)自体が曲がるわけではなく、その間のクッション材(これを椎間板と言います)が、クッションの役目を果たすことで、1つ1つの背骨の位置が少しづつ変わり、全体として「曲がった」ように見える、というだけなのです。

ですから、思い切り背骨と背骨の位置を引き離すような意識を持って、『前屈』するのがオススメです。


❷後屈(後ろ反り)=これも背骨を伸ばす意識が大切


これに関しても、前屈同様、「反らせる」よりも「伸ばす」意識が大切です。

せぼねは元々、頚椎(首の部分)と腰椎(腰の部分)は反っています。ですから、必要以上にそこを反らせるのではなく、むしろ前にカーブしている胸椎(胸部分)を伸ばす意識を持つと良いと思います。

ただし、反ると言っても、背骨には、棘突起という突起があります。

背中にボコボコと見える、アレのことです。

上の背骨の写真から見ると、胸椎(胸の部分)の棘突起が他より長いのがわかります。

ということは…


胸椎(胸の部分)だって、大して反れないじゃん!!

って思いません?


そうなのです。大して、反れません 笑

反っていく時点で棘突起同士がぶつかり、物理的に「これ以上反れません」という角度が存在するのです。

だから、「伸ばす」意識が大切なのです。


これも、前屈と同じく、背骨1つ1つの間隔を引き延ばすような意識でトライしてみましょう。


❸側屈(横曲げ)=どちらの肺で呼吸するか?に注意


これも、前屈や後屈と同じく、背骨1つ1つの間隔を広げ、「伸ばす」意識が大切なことは大前提です。

それプラス、もう1つ大切なのが、呼吸。

側屈(横曲げ)の場合、背骨を挟んで体の左右で相当感覚が違います。

『息をしやすい方』と『しにくい方』とに分かれます。

コツは、「息をしやすい方」でしっかり行うこと。

呼吸の際に動く肋骨は、背骨と関節で繋がっています。

ですから、大きく呼吸をすればするほど、肋骨と背骨の関節がスムーズに動き、より背骨1つ1つの間隔が広がることにつながります。


ただストレッチ、だけではなく、しっかり呼吸もかんじてみてください。


❹回旋(ねじり)=土台を動かさない、必ずねじりにくい下からねじる


回旋(ねじり)は、椅子に長時間座っていた時など、手と背もたれを使って、乱暴にバキバキ言わせたりしますよね…🤣

でも、その音は特に楽になる要素でもなんでもありません。

時と場合によっては、その刺激が何らかの傷みの原因になることだってあるのです。

ですから、回旋(ねじり)も、背骨を下から1つ1つ丁寧に動かすことで、本当にスッキリすることができる方法を習得しておきましょう。


背骨は、基本的に上から下に行くにつれ、大きく、太くなっていきます。

さらに、頭蓋の重みが加わってくることで、下に行くにつれ、「回旋(ねじり)しにくく」なります(胸椎の回旋可能角度が30~35度に対し、腰椎の回旋可能角度はせいぜい5度程度と言われています)。

ですから…

最初にねじりやすいところ(首や胸のあたり)でねじってしまうと、元々ねじりにくい腰は、ほぼねじることが出来なくなってしまうんです。

なので。

意識としては、一番動きにくい下から順に、ねじっていくようにイメージしてみましょう。

(腰椎はせいぜいねじれても5度程度なので、そこで無理せず、胸のあたりをしっかりねじるよう意識しましょう)


また、「すっごいねじれたー!!」と思ってふと足元を見ると、土台となる骨盤まで一緒に向きが変わっちゃってる…

なんてことも少なくありません。

土台が一緒になってねじれてしまうと、ただ「向きが変わった」だけになってしまうので、土台となる部分は、動かないようしっかり固定することも大切です。


これらを踏まえつつ、背骨の①前屈、②後屈、③側屈、④回旋、の4つをピンポイントで行うことで、安全に、かつ短時間でスッキリ、背中のコリをほぐすことができます。

おうち時間で同じ姿勢が長いかたは、ぜひやってみてね。


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