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[オンライン授業を考えられている先生へ]ゼロ高、オンライン授業のススメ

ゼロ高代表の内藤です。ゼロ高は通信制高校と提携しているので、普段からFacebook、Slack、Zoom、Notionなどを使い、オンラインコミュニケーションを行っています。

コロナウイルス対応をチャンスと考え、遠隔のオンライン授業を挑戦される現場の先生に向けて、私たちの知識がお役に立てればと考えこの記事を共有させて頂きます。

なお、この記事はZoomを利用することを前提としております。Zoom以外でも、汎用性のある内容ですので、ご参考にしてください。

1. オンライン授業を開始する前に、各家庭の通信環境の確認

事前に環境の確認をしてください。確認項目は以下になります。

すぐにオンラインの授業が可能な家庭
- 自宅にインターネット回線が通っており、有線、もしくはWi-Fiがある
- スマホ、もしくはパソコンを保持しており、映像と音声で対話が可能である
すぐにオンラインの授業が難しい家庭
- 自宅にインターネット回線が通っておらず、映像の授業を行うと通信制限にひっかかってしまう
- スマホ、もしくはパソコンのいずれかもなく、映像と音声で対話ができない

オンライン授業では、通信環境が悪い、もしくは1人だけ通話のみで表情が見えない場合は、その対象の生徒へのケアを行うことになり、参加者全員の負担が上がります。そのために各家庭の通信環境は非常に重要です。

また、どこが授業で問題になるのかは一度やってみないとわからないので、まずは先生同士で試験的に授業をやってみて、感覚をつかむことをおすすめします。

オンラインの授業が難しい家庭が多い場合の対応

1. 非同期のテキストを使った授業の立案
LINE OpenChatなどを使用し、テキストで非同期の授業を行う
2. 双方向かつリアルタイムでの対応が必要ない授業の立案
メールやFAX、電話などを使い、自主学習が行えるお題を投げかけ、期間内に提出してもらう(例:今回のコロナウイルス対策、あなたが政府の担当者であった場合どのように対応する?など)

オンライン授業は映像と音声以外にも手段はあります。うちは映像は難しいからテキストで、うちはまずはメールでやってみる、FAXでやってみるなど、実現可能性の高い選択肢を用意しておくと、オンライン授業の実現の可能性が向上します。

2. オンライン授業の準備

2-1. ツールのテスト
Zoom:ミーティングに参加する前にテストするにはどうすればよいですか?
上記テストを行い、オンライン授業開始時に問題がないようにしてください。ITリテラシーによっては、手詰まりになる家庭があるので、ITリテラシーの高い生徒による助け合い、もしくは先生が電話などで助けられるようにしてください。この事前準備のあるなしで、オンライン授業が可能かどうかが分かれます。手厚くフォローをしてあげてください。

2-2. オンライン授業で何を目的とし、生徒はどう振る舞えば良いのかがわかるように前提条件を合わせる
「オンラインで授業を行うこと」はあくまで手段であり、目的ではありません。ですので、オンラインで「何を目的」とし「何を生徒が行う」のかを生徒に共有をしてあげてください。以下に例を挙げます。

目的:
普段の授業をオンラインで行えるか可能性を探る

行うこと:
普段と同じ授業を行い、何が問題がなく、何に問題が出るのかを生徒を含めてフィードバックをお互いに出す。

目的:
普段の授業ではない、一時的な授業を試験的に行う

行うこと:
「テーマ」を決め、ソクラテスメソッド等を利用し、ディスカッションを行う。普段と違う授業によって得られる学びのフィードバックをお互いに出す

いずれの場合も、普段行っていない授業を行う場合は、「いかに成功させるか」ではなく「やってみて何を学べたのか」のフィードバックを教師、生徒間でフィードバックを得られるものにすると、学びの場として、状況を楽しみながら学習が可能になります。

2−3. Zoomを無料で利用する場合は40分の時間制限があります
こちらの情報の通り、Zoomを無料で使う場合には40分の時間制限があるので、時間制限がある前提で授業を設計してください。

3. オンライン授業を行う上でケアすべき点

普段の授業以上にケアしなければならないのはファシリテーションです
普段どおりの授業と違い、生徒もどう振る舞って良いのかがわからないことが多いです。
また、オンラインを通じることで、普段の情報量より得られる情報量が減ります(笑っているのか、怒っているのか、戸惑っているのか、問題がないのか)。
ですので、オンラインのミーティングのファシリテーション経験がない先生が行う場合には、やることを無理に詰め込むことはしない。いきなりがんばりすぎない。これ、とても大事です。


授業でなにをするのかを事前に伝えること。生徒にどう振る舞ってほしいのかを伝えること。
以下に例を挙げます。事前に誰が何をどうするのかを共有することにより、生徒が自身の振る舞い方を事前に理解し、授業がスムーズに行われます。

- 先生が30分話す。その後、20分で全員に意見を求める。
- 先生が5分お題を出す。その後、30分時間を設けるので回答はテキストで行う(Zoom チャット機能がオススメ)
- 先生が5分でお題を出し、残りの40分で挙手制を採用してディスカッションをする。先生が最後の5分でフィードバックを行う。


画面共有機能を使い、教材をいい感じに使う

Zoom:画面を共有するにはどうすればよいですか?
Zoomに限らず、オンラインミーティングサービスには画面共有機能があるので、先生のパソコンで画面共有機能を使い、スライドを見せたり、タイムキーパーを行ったり、議事録を書いていったりすることができます。とても便利なので活用してみてください。

まとめ

1. 各家庭の通信環境を把握する
2. オンライン授業で「何を目的とするのか」「生徒はどうふるまえばいいのか」を設計、共有する
3. 普段の授業をオンラインでそのままやろうとして、慣れていない状況で無理にやることを詰め込みすぎない、やってみて何を学べるかを生徒と一緒に学ぶぐらいにする。慣れてきたら普段の授業をやってみてもよい

その他オンライン授業で使えるツール

Dropbox Paper
オンラインでみんなに一斉にドキュメントを更新できます。

Google Document
こちらもオンラインドキュメントの定番ツールです。オンラインでみんなで一斉にドキュメントを更新できます。

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おまけ、オンラインミーティングあるある

話しすぎる人問題
ミーティングの際に、かならず話しすぎる人が出てくるので、中立的にフィードバックができるように「3分で話して」と制限時間を設けるとスムーズにす
環境が悪い人に時間を持っていかれる問題
どれだけ準備してもいざやってみると通信環境が悪くなる人や、回線が切れてしまったり、音声が聞こえなくなってしまったりします。その際に対応に時間を使うのではなく、プランBを用意しておくと慌てずに済みます。(回線が切れてもあとで議事録を共有するよ。議事録係を生徒にお願いして、Zoomに参加できていなくても状況がわかるようにする)
ファシリテーターとタイムキーパーが同じ人がやる問題
普段の会議でも同様ですが、その時間を有効活用するためにタイムキーパー(会の時間を守る人)が必要です。ファシリテーションをしながらタイムキーパーをやるのは、慣れていない限りはかなり難しいです。地図を見ながら車の運転をするようなものなので、生徒にお願いしてタイムキーパーの役を必ず立ててください。


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