見出し画像

9月24日(火)ニーイン・トゥーアウト

<ヘルスケア定点測定データ>
・起床時脈拍数:52
・BOLTスコア:72
・体重:66.2

<ワークアウト内容>
・クアドセッティング(3秒キープ×10回)×3セット
・1000mJog(部屋の中)

ランニングによる怪我の多くは、オーバープロネーションという足部の異常運動によってもたらされているというのが僕の臨床での見解なのだが、そのオーバープロネーションとほぼほぼ同期して起こる異常運動が、この「ニーイン・トゥーアウト(KITO)」

画像1

これによって、大腿骨に対して下腿が外旋方向に捻れてしまう。

片脚立脚時、パテラの向きとつま先、特に示指と中指の間を結んだラインは、地面に対して垂直である方が、余計な捻れを生まない。

しかし、何らかの原因(足関節捻挫や走り方、大転子周囲の拘縮など)によって、KITOが誘発されるようになる。

そうすると、下肢関節・靭帯・筋腱などに過度な負担を強いることになる。

それだけではない。

着地の衝撃を適切に吸収できず、股関節よりも上位の組織にも影響が及ぶことも、十分に考えられる。

昨日の「ZEROBASE RUNNING Dojo」では、片脚立脚時のKITOをコントロールするためのドリルをやってみた。

画像2

実際にやってみると、これがまたなかなかグラついてしまう・・・。

その原因として考えられるのが・・・
①股関節を中心とした動きにまだ慣れていない
②足部靭帯の受容器(センサー)に不具合がある
③胴体の動きが硬い、もしくは慣れていないため、鼻ーパテラーつま先(示指・中指の間)の軸が地面に対して垂直になっていない

などがある。

ただ、回数こなすと適応していく方が多かった。やはり慣れもあるんだと思う。

そしてもちろん、このドリルの要素をランニングに実装していくわけである。

これに関しては、またYouTubeの動画にて公開していく予定なので、ぜひチェックしていただきたい。


______________________________________

○「ゼロベースランニングラボラトリー」でランニングをアップデート!
>>>https://www.zerobaserunning.jp/ゼロベースランニングとは/zbrラボラトリー/
○ Instagramで写真家気取ってます。すっごく暇だったらチェックしてね!
>>>https://www.instagram.com/showz08/
○ Twitterでは、僕の頭の中をリアルタイムで公表してます!フォローしてね!
>>>https://twitter.com/showz08
○ STRAVAにて、トレーニングデータを包み隠さず公開してます!「高岡 尚司」で検索してね!
>>>https://www.strava.com/

高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員