9月15日(日)マラソングランドチャンピオンシップ
<ヘルスケア定点測定データ>
・起床時脈拍数:測定忘れ
・BOLTスコア:測定忘れ
・体重:66.5
<ワークアウトデータ>
なし
昨日は、マラソングランドチャンピオンシップ。男子は見応えがあった。
うっかりすれば超スローペースになりかねない展開。そういう緊張感のあるレースだしね。
でも設楽選手が見事だった。
もちろん、戦略的な是非はあるだろう。
ただ、無謀な戦略ではなかったことは、結構大多数の人が「設楽ならこのまま行っちゃうんじゃないか?」って思ってしまったことで、わかる。
しかも、東京オリンピックでメダルを狙うのであれば、レース当日の気温に比べれば断然涼しい昨日みたいな条件で、あれくらいのレースを展開しなければお話にならないはず。
それを考えれば、設楽選手は昨日のレースのもっと先を見てたのかもしれない。
ただ・・・
とはいえオリンピックの出場権を獲得できなければ、そのチャレンジも水泡に帰すわけで。
この冬、最後のチャレンジで2時間5分49秒をカットできるかどうか?
また楽しみが増えたな。
それと。
富士通の中村選手に関しては、圧巻のラストスパート。
レース後の大八木監督のコメントを読むと「中村は根っからの負けず嫌い」的なことが書いてあった。
この「負けず嫌い」ってのは、競技スポーツやる上では欠かせない要素だなー。
でも・・・
この「負けず嫌い」っていう性格って、なんていうか、才能だよなーと。
みんながみんな、もってない。
てか、これを持ってたら、結構シンドいわけで。もともと持っていた人でも、放棄してしまった人もいるんじゃないかなーと。
最後の上り坂での2段階スパート。大迫選手の精神の糸が切れた音が聞こえたもんなー。
僕は、大八木監督とのパートナーシップというか、師弟関係というか、これってやっぱり必要だなーと常日頃考えている人間の一人だ。
これに関してはまた別の機会に書くが、自分一人でメニュー組んで、自分の思うようにやろうとすると、限界がある。
高橋尚子選手が、トップ選手になっていくにしたがって小出監督とのコミュニケーションがうまく取れなくなって袂を分かったのがいい例で。
自分に都合のいいチームを組むのは、一見スムースなトレーニング環境が作れそうなんだけれども、実はそこには罠が潜んでいたりもする。
環境を整えればいいというわけでも、ない。
むしろ、ある一定の「不都合」は残しておかないといけない。
ここが人間も難しいところだなーと。
いやしかし、面白いレースだったことは間違いない。
チャレンジした全選手、お疲れ様でした!
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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員