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生きていくことってこんなにしんどかったっけ?

仕事をやめたい。

そう思うことはずっとなかったのに、ここ最近その思いが止まらない。仕事内容が厳しいわけではない、なんなら続く在宅勤務でハイヒールを履くことも、スーツを着ることも、髪の毛にワックスをつけることもなくなり快適さは増している。

仕事をやめたいと言うかこの世の中で生きることが、想像以上に苦しいことがやっと分かったんだと思う。何が大きい不満なわけではない。風当たりが厳しいことも、理不尽なことも大した負担にはならず休みなし24時間働け!と言われてもできる。そんなことは全然いい。ただ女だから男だからっていまさら言うのは本当にあほらしい。

とはいえわたしは男女平等は決して成しうることがないことだという認識ではある。体格の差もあるし、物理的にできることできないことというのは確実に存在する。だから男と女で同じであるべきだとは思わない、ただ差別をするのは辞めないかい?

女なんだから結婚しろ、出産にはタイムリミットがある、女なんだからスカートでも履いたらどうだ。女性であれば耳にタコができるくらい聞いた言葉。ひとこと言わせてほしい。

え?あなたに関係ある?

時代は令和になった、すでに2000年も20年過ぎている。私が生まれた平成から元号も変わり、時代は確実に進んでいる。欧米地域では女性の立場向上で近年賑わいを見せている。それはすべて、平等をうたうというよりは女性もきちんと扱ってほしいということではないだろうか。私たちは男の機嫌を取るためにニコニコしているわけではない、好かれるためにメイクをしたりおしゃれをするわけではない。分かるか?分からないだろうね、君たちには。

女性に活躍が、といっても変わらず管理職の女性はわずか。世界の流れと逆行していることが気持ちがすり減る要素なんだと感じた。だから私はひとりで生きていけるスキルを身につけようと思った。

意気地なしの私には今すぐ、やめる決断や啖呵を切る勇気はないからこっそりとひっそりと、そして息の根を止める準備をしよう。何よりも自分が大切だから自分が息をしやすい環境を作る。自分にやさしい環境を整備したい、君たちがずっと息をしやすく生きてきたのと同じ権利だよ。

人は人であることを認識し、互いに支えあいながら生きていける社会を作るのが先か。私がその社会がある環境に飛んでいくのが先か。

そう、私はこの世の中で生きていくことををやめたいと思った。

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