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1スピン解説

ZEROⅢtrainerです。バトントワリングというスポーツを指導兼トレーナー業を行っています。
今回は、そのバトンの技の一つ「1スピン」についてです

技を文章だけで、説明すると
バトンを空中に回転させながら投げる(トス)をして、バトンが落下するまでに横に一回転してバトンをキャッチする

こんな説明になるかと思います。
そんな1スピンという技を自分が重要だと思う点を三つ解説します。

1.トスとボディワークを分ける
2・回転のポイントを理解する
3.範囲内でキャッチする

では、まず一つ目の「トスとボディワークを分ける」から解説します。
これは、言葉の通りでトスモーションの途中でスピンに入らないという事です。バトンが手から離れる前にスピンが始まり出す選手は、トスが垂直に上がりにくいからです。


次に二つ目「回転のポイントを理解する」は、身体はどこで回転力を生みますか?という事です。
基本的には、床を蹴る事で回転を生み出す事が一番のパワーを生み出します。あとは、股関節と腕の振りです。間違っても腰を捻るというアドバイスはしないようにしましょう。


最後は「範囲内でキャッチする」です。これは次の技に繋げたり、技自体のレベルアップのためのアドバイスです。今後のビジョンに合わせて「固定キャッチ」なのか「流しながらキャッチ」を判断しながら三次元的空間の中で取る事です。


ザックリと解説しましたが、バトンの「1スピン」という技は、この大枠をクリアするかで判断しています。自分は、技を指導する時にこの様に大枠を決めて指導します。しかし、随時この大枠というのは変化します。毎回のレッスンで理解したことをどんどんレッスンで取り入れるのでまた時間がたったら1スピンの解説をしたいと思います。


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