見出し画像

「定時退社」が出来る人間になるための5ステップ!

HR領域で15年働いた後、40歳(文系資格なし)で外資系に転職したZEROです。今回は「定時退社」が出来る人間になるための5つのステップを紹介します。

「本当は定時で退社したいのに仕事が終わらない」

「社内の雰囲気的に退社しにくい」

こんな悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。

「明日からすぐに!」とは言いませんが、これからお伝えする内容を日々実践して頂くことで「定時退社」が当たり前になるようになります。もし、「今は結構残業をやっているんだけど、本当は定時で退社したいんだ」という方は是非、実践してみてください。お小遣い稼ぎに残業したいという方ももちろんいらっしゃると思います。そういう方は参考までにお読みいただければと思います(笑)

さて、ポイントは下記5つです。

①定時退社実現のためには、まず自分が強い意志を持つ

②周囲の理解を得られるネゴをしておく

③仕事の量をコントロール

④終わらなそうであれば朝来てやる

⑤それでも終わらなければ諦める

この5つがある一定のレベルで出来るようになると「定時退社」が可能となります。残業の美学はもはや昔のカルチャーです。定時で仕事を仕上げピタっと帰る。これが理想ですよね。しかし、色んな理由でやりたくもない残業をしている方、たくさんいらっしゃると思います。是非、参考にしてください。

①定時退社実現のためには、まず自分が強い意志を持つ

これは当たり前ですね。けどこれが一番大事です。仕事の後に飲み会等があると必ずその時間までには仕事を終わらせて会社を出ますよね。予定があると時間内に仕事は終わるんです。けど、予定がないとダラダラやってしまう。だからと言って仕事後に毎日予定が入るわけではありませんから、そうなるとセルフマネジメントしかありません。「今日は定時であがるんだ」この強い気持ちを毎日持ち続けることが大事です。当たり前のことですが大事なことです。そして、定時になった時の帰り方です。「今日はこの後予定があるのでお先に失礼します」。こんな感じで嘘でも良いので言いましょう。いつも残っている人が急に定時であがるとみんなびっくりしますから(笑)始業前に朝礼がある場合などはその旨を伝えてると良いかもしれませんね。定時で退社出来る方法は二つしかありません。

・定時だからみんな帰りましょう!と言われる

・自分で勇気も持って帰る。

前者の風潮は今の社内に絶対ないから皆さん悩んでいるんですよね。そうしたら自分で勇気をもって帰るしかありません。嫌われてもいいです。そんなことで嫌うメンバーしかいない会社は退職も検討していおいたほうが良いかもしれませんね。

ちなみに嫌われる発想についてはこの本ですよ。

まだ読んだことが無い方。定時退社=嫌われる勇気。是非、この発想を身につけてください。人間関係気にしてる場合じゃないですから。仕事で培った人間関係?仕事引退すると誰も連絡してこなくなりますから。


さて、2つ目が周囲の理解を得られるネゴをしておく。

これは先ほどの内容と少し重複しますが。朝礼時に「今日は予定があるので定時退社します」と伝えておくことが大切です。理由は適当でいいと思います。そうすると、退社ギリギリに急な仕事が舞い込んできたりはしないと思います。また、仮に急な仕事が舞い込んできたとしても上司が助けてくれるはずです。(助けてくれない会社は退職を検討した方がよいと思います)

世の中不思議で「子供を保育園に迎えにいく」などの時短勤務者に関しては定時退社に対しては何も言われません。「しょうがない」と割り切れるんです。けど、予定がない人にはどんどん仕事が舞い降りてくるという不思議な傾向があります。どんどん仕事後に予定があるふりをして自分のイメージを固める必要があると思います。

③つめが仕事の量をコントロールです。

これが一番重要です。物理的に定時で仕事が終わらないパターンです。この就業パターンを見越して「見込残業」が給与に組み込まれている企業もあると思いますが、明らかに定時に終わらない業務スケジュールになっていることもあるかと思います。その際は、しっかりと上長と相談すべきです。サービス業に多いパターンですよね。8時間たった後に集計業務が組み込まれているとなど明らかに終わらないパターンってありますよね。これ典型的なブラック企業的な発想です。定時で退社するためには仕事を引き受けすぎないことが重要です。どんどん仕事を任されそうになったらしっかり「これ以上は出来ない」と言いましょう!残業が常習化している人の特徴は明らかに仕事の量が多いです。引き受けすぎです。仕事をどんどん引き受けても上司の評価って実はあまり変わらないものです。むしろ「使いやすい」と思われるだけです。仕事で評価される部下は結果が出せる部下です。「使いやすい」ポジションにいてもしょうがないのでしっかり断りましょう!

そして4つ目が終わらなそうであれば朝やるです。

これ結構重要です。定時であがる=やる気がないと思われるカルチャーがまだまだ日本には残っています。このイメージに潰されそうな方は、「この仕事、明日朝来てやるので今日はあがります」と言って退社しましょう。やる気も伝わりますし、朝来てやると何故か評価が上がるんです(笑)3日連続の残業は当たり前ですが、3日連続の早朝出勤は評価が全く違うんです!不思議ですよね。また、朝の方が誰もいないので仕事がはかどります。「朝の1時間は残業2時間分の効果」があります。毎日朝早く来る必要はありません。ここぞというときにアピールしましょう(笑)

そして最後に5つ目のポイント。それでも終わらなければ諦めるです。

日々、仕事をしていく中で「残業をすれば終わるかもしれないが、このままだと終わらないかも」ってこと多いですよね。しかも、残業をすればって表現も何時間するかが非常い曖昧です。1日3時間×5日=15時間やれば確かに終わるかも知れません。しかし、普通に考えるとプラスで15時間も残業をしないと終わらない仕事なのであれば、元々、一人で出来る量でな無いのです。こういった場合は、7割~8割程度で仕上げることを意識しましょう。ここまでは出来そうだがこれ以上は難しそう。このあたりを先に上司に伝えておきます。そうすると上司も別の方法を考え始めます。無理をして10割を目指すから残業しないといけない発想になるのです。「限られた時間の中でベストな仕事をする」、これが社会のルールです。普通に考えて長く働けば成果が出るのは当たり前です。しかし、今この記事を読んでいる皆さんは、「限られた時間の中でベストな仕事をする」スタンスで仕事をしたいはずです。それであればその意識を貫きましょう!

以上、「定時退社出来るためのステップ」を説明しました。これを実践していけば確実に定時であがれるようになります。ただ、注意して欲しことがあります。「仕事中は全力で仕事をしてくだい」

・お客様商談後にカフェでお茶とかしていたらダメです。

・休憩時間以外の喫煙の離席もダメです。

・MTGは開始5分前には着席している。

・MTGは30分単位。

・MTGで決まったことはすぐ着手。

・期日を決めスケジューリングしてから作業に入る。

・会う必用のないアポは電話で片づける

こういったビジネスマンとしての基本的なことは必ず徹底してください。そのうえで5つのステップです。ダラダラ仕事をしているにもかかわらず定時で退社はさすがに筋が通りません。是非、上記セルフマネジメントもしっかり行いながら周囲も巻き込んでください。

いずれあなたの働き方が浸透し、周囲にも良い影響が与えられたら最高ですね!是非、定時退社を実現してください。

最後まで読んで頂きありがとうございます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?