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『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』2D字幕

原題「Fast & Furious: Hobbs & Shaw」

◆あらすじ◆
かつては敵同士で何もかも正反対のホブスとショウが、いがみあいながらも、目の前に立ちふさがる謎の強敵ブリクストンに挑んでいく。


スピンオフだけどドムとブライアンの「ワイルド・スピード」とは全く別物と思って観ないとこれは賛否完全に別れるな。

全体的にはアクションに次ぐアクションでそれも超重量級(笑)

でもさすが『ジョン・ウィック』の製作や『デッド・プール2』&『アトミック・ブロンド』を手掛けた監督ちょっとお茶目さも取り入れてスパイ映画の側面を出してる辺りはアクション重視の観客にはウケるんじゃないかな?

そういうアタシはもうアクション大好き人間だから今作もオープニングからサモアのアナログ戦闘態勢まで充分楽しめた。

そりゃあツッコミどころは数あれどそんなちっぽけな事はあのド迫力で且つバカバカしくて笑えるアクションに比べたらどうって事無いのさ!!

その上、このタッグが決まった時から・・・いや『ワイスピ』本編で禿げ三つ巴がスクリーンに映し出された時からスキンヘッド萌えの自分的には楽しめる要素しか頭に浮かばなかったww

ホブスとデッカードが悪態飛ばし合いながら腕組んでスキップとか堪らんしょww。

(いや、スキップはせんよ!でも腐目線で観ればあれはどのシーンもスキップかダンスシーンにしか見えんでしょ!!ホブスがハッティに「タンゴは踊れるか?」って訊いた時踊るならデッカードと踊れよ!ってツッコんだしな)

まぁ本編は言ってみればメタヒューマンVSアナログ禿コンビみたいな?(笑)

前半は最新科学技術やら最新技術のマシーンやらで楽しませてくれる。

『ワイスピ』がカーアクションに拘るならこちらはそこまでの拘りは無い。むしろ今作はバイクが活躍するし見せ方としてはめちゃカッコ良かった!

倫敦の街中でのアクションだから割と見慣れた景色にわくわくしたしサモアン・アメリカンのホブスとロンドンっ子のデッカードの米英合戦もめちゃくちゃ楽しかった。

その上今作はサモア語も出て来て言語切り替え萌えとしてもオモシロイわ。



『ワイスピ』シリーズでスピンオフとはいえイギリス英語をこんなに聴けるとは夢にも思わないじゃんさぁ〜。

それとね米英合戦はオープニングから始まっててホブスとデッカードの一日の始まりを画面2分割で見せるんだけどこれ如何にもって言うLAと倫敦の違いが完全にステレオタイプなのが朝6時に起きて出かける準備して立ち寄る店までの間、倫敦が土砂降りなの・・・あのねずっと降って無いからね。いや、曇ってはいる・・・。

いや、降るか、紳士は傘さすか・・・・。
LAはカリフォルニアの脳天気ぶり。

今作はこの違いにこそ意味がある。
その違いを振り切っても手を組む意味がね!

で、最後はペアルックって!!!!
着方の違いがまた・・・

❤❤❤❤❤❤ (๑˙❥˙๑)❤❤❤❤❤❤
マジでキスする5秒前ww


後半のサモアシーン。

ホブスの兄弟達が登場するけど実はこの一人にジェイソン・モモアがオファーされてたらしいんだ。

くっそ〜〜〜〜!!!!

出て欲しかったなぁ〜〜〜〜!!!!

でもその代りっちゃあなんだけどロック様の実の従兄弟でプロレスラーのロマン・レインズ(ジョー・アノアイ)が登場。めちゃイイ男だし。

このサモアシーンのアクションがめちゃくちゃアナログでここでトーンダウンしちゃう人も多いかもしれないな。
でもアタシはこういうナケナシの知恵とか身近にあるものでトラップ作ったり戦闘態勢整えたりって大好きだからかなり楽しめた。

だってスパイ映画ってピンチになったら知識を駆使してなんとか窮地を凌ぐってのが醍醐味じゃない?

だからあの4連結トラックでヘリと綱引きなんてアホらしいシーンも夢中で観ちゃう(笑)

あの崖っぷちのブン回しシーンたまらなくない?ww有り得ないからねぇ〜〜〜(笑)


もう笑うしかないってのがイイんだよな。


あと、ホブス兄弟が営んでるカスタム工場行ってみたーい。

で、ホブスとハッティのロマンスがあるのか?って誰しもが思ったと思うけどそれは今後のお楽しみらしい。

でもこういう映画はあのくらいのロマンス感が良いと思うの。

だって恋愛モノ見たいんじゃないからね。

やるなら濃厚な濡れ場作って一発完了で・・・ってロック様のあのキャラじゃ無いわな。

あの二人(ホブスとハッティ)がデッカードのロシアン彼女との挨拶ディープキッスに目ん玉飛び出させてビックリしてたくらいだからねww

MI6代表の007ジェイムス・ボンド君がダニエルになってからお堅い路線だったから今作のデッカードのチョイ軟派程度がスパイキャラにはイイと思ったりもした。


でもこの3人・・・ドムとブラインとミアをちょっとだけ彷彿させる。

『ワイスピ』との関連をここでも持たせてるんだな、きっと。

取り敢えず、人脈使ってのカメオ出演(もう二人ともデップー繋がりでいきなり出て来るから!)が活きてたか否かは別としてホブス&デッカード二人の過去が描かれるのは悪くない。


このスピンオフがシリーズ化するならアタシは必ずやまた劇場に行くぜ!


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