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世界遺産「アンベール城」

■インドの世界遺産「アンベール城」
デリーからジャイプルに向かって行くと、ラジャスタン州の州都ジャイプルの北東11kmの地点で、丘の上に立つお城が見えます。

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これがアンベール城で、16世紀にこの地を支配したカッチャワ家の王国(アンベール王国)の砦に、1592年ムガル帝国の第3代皇帝アクバルの軍司令官ラージプート族の王様ラジャ・マン・シィン1世が大規模な増改築を加えたものです。

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■アンベール城観光の名物「象のタクシー」
アンベール城ヘは、歩いて行くこともできますが、観光客に人気なのが象のタクシーです。象は、みんな右の写真みたいにお化粧してもらっていました。象タクシーは2人乗り。乗り場は長蛇の列となっています。

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■アンベール城内へ
象が上っていくにつれて、テンションも上がっていきます。15分くらいで丘の上の城に入りました。

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思ったよりずっと背の高い象のタクシー、盛んにチップを請求されます。

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■ガネーシャ門前の広場
象を降りる場所は広場のようになっています。象を降りて少し階段を登って、いよいよお城の中へ。

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■美しきガネーシャ門
アンベール城は、イスラムとラージプートの混合様式で建てられており、北側から一列に4つの中庭が並びます。ここでの見どころは、なんといっても「世界一美しい門」と言われるガネーシャ門です。

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門を入ると、内部は幾何学模様で仕切られたシンメトリーが美しいイスラム調の庭園があり、回廊の左手には鏡の間(シーシュ・マハル)があります。透かし彫りの窓から外の様子が見える。

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■マハラジャのハーレム庭園
一番奥に入ると広場の中央に踊り子の舞台があり、ここでマハラジャ(藩王)は夜ごと宴をひらいたそうです。右側のハーレムの各室の壁や天井はきれいに装飾が施され、床には水路を通し、水を流し、涼しくするための工夫がされています。

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■裏山の要塞
城は堅牢な造りですが、宮殿の裏の山の上には更に要塞が建てられているのも分かります。王達は山の上に城を築き互いに争ったのだそうです。

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■ジャイガル要塞
アンベール城の背後の山に建つ、ジャイガル要塞。アンベール城よりも後の時代に建設が始まった軍事拠点です。城から徒歩30分ほどの山の上にあり、その城壁からはアンベール城の全貌はもちろん、遠く周囲の岩山や村までも一望にすることができます。

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■中庭
庭の中央に、美しい黄色の柱の舞台が設けられていました。マハラジャが踊り子たちのショーを楽しんだのでしょうか。

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■アンベール城の厨房
厨房の外に、その当時使われていた大きな鍋や土器が置かれていました。

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城内から望むダイナミックな景色の数々も迫力満点で、日常とはかけ離れた世界にいるのだということをひしひしと感じました。

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