世界遺産「ジャンタルマンタル」
ジャンタル・マンタルは、インド・ジャイプルにある、古代の天文台です。
天文学者でもあったムガル帝国のラージプート、マハーラージャ・ジャイ・シング2世によって、1728年から1734年に建てられたと言われるジャンタル・マンタルは、マハーラージャの居城「シティ・パレス」の一角にあります。
■インドの世界遺産「ジャンタルマンタル」古代の天文台
ジャンタル・マンタルには一見すると、幾何学的なモニュメントのようなものがいくつも建ち並ぶ不思議な場所に見えます。
■六分儀
六分儀(ろくぶんぎ)とは、天体や物標の高度や水平方向の角度を測るための道具です。弧が360°の6分の1であるところからこの名がついたと言われています。
■サムラート・ヤントラ
これは2秒単位で時間を計測できて、子午線、天頂距離も測れる観測儀なんです。
■二重赤道日時計
南と北にそれぞれ円盤があり、写真と反対側の円盤は少し下向きになっています。ここジャイプルにある赤道日時計は、宗教暦上の日付を知るために造られたもので世界で最も正確だと言われてます。
■チャクラ・ヤントラ天体観測器具
天体の経度と緯度を測る器具、見ただけでは何をどう動かすといいのかもわかりません。
■クラーンティ・ヴリッタ・ヤントラ
クラーンティ・ヴリッタ・ヤントラは、天体の緯度と経度を測定する観測機。
マハーラージャの居城「シティ・パレス」の一角に建てられたが、現在は単独した施設として公開されている。
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