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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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#旅

千本鳥居でお馴染み「伏見稲荷大社」

“お稲荷さん”と親しまれる伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本宮。その歴史は平安遷都よりも古く、711年の創建と伝わります。商売繁昌・家内安全のご利益があるとされ、一年を通してたくさんの参拝者で賑わいます。 ■“千本鳥居” 朱塗りの鳥居がズラリと連なる光景は、圧巻のひとことです! これは江戸時代以降に、願いごとが「通るように」または「通った」というお礼をこめて、鳥居を奉納する習慣が広まったことによるものだとか。1300年の歴史を思えば、まだ新しいことのように感じ

世界遺産の「知床半島」

知床半島は、北海道東部の斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる、オホーツク海の南端に突出した半島。長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、西側がオホーツク海、東側が根室海峡に面している。また、半島東側には国後島が平行する形で横たわっている。 ■斜里町ゴジラ岩 ゴジラ岩は、本物のゴジラには遠く及ばないが高さが15メートルあり、観光船が発着するウトロ港のすぐ近くにある。角度によってはゴジラに見えないかもしれないため見過ごされてしまうことも多いこの岩。 ■オシンコシ

青峰山「正福寺」

青峰山は、標高は低いものの伊勢湾、遠州灘、熊野灘から見通せるため、古くから沖合いを行く廻船の船乗りたちから目印とされてきた。このため、山頂付近にある正福寺は海の安全を守る仏様を安置し、古くから船の安全祈願を行う寺とされてきた。 ■正福寺 青峯山深くに多数の堂宇が点在する真言宗の古刹。海上保安の祈願所として知られます。ご本尊は「鯨に乗った観音様」の伝説に登場する黄金の十一面観音菩薩を祀っています。 ■美しい日本の風景

仏法僧の鳴く「鳳来寺山」

紅葉の名所として名高い「鳳来寺山」は、“声の仏法僧”とも呼ばれる愛知県の県鳥・コノハズクが棲息していることでも知られています。山全体が国の名勝・天然記念物に指定されている自然の宝庫。鳳来寺山の山中には、愛知県の県鳥にもなっている貴重なフクロウ「コノハズク」が生息。その鳴き声が「ブッポウソウ」と聞こえることから、コノハズクは「声の仏法僧」とも呼ばれ親しまれています。 ■鳳来寺 鳳来寺は、歴史ある真言宗五智教団の寺院。703年利修仙人が祈祷により天皇の御病気を治し、そのお礼とし

真田邸と松代藩文武学校

■真田邸 江戸時代の大名家の御殿として、その姿をよくとどめている真田邸は、1864年に、松代藩9代藩主・真田幸教が、母・貞松院の隠居所として建築したもので、明治維新以降は、真田家の私邸として使われていました。 ■松代藩文武学校 文武を奨励した8代松代藩主・真田幸貫により発案、9代藩主真田幸教の時に学問と武道の学び舎として1855年に開校。質実な藩の気風がうかがえるたたずまいで、西洋の軍学なども教える先進的な教育が行われたそうです。 ◆飛鳥Ⅱ南太平洋グランドクルーズ旅行記

海の貴婦人「日本丸」

世界最大級の帆船、「日本丸」(2,570トン、長さ約110m、幅約14m) 帆を張る演習「セイルドリル」を披露した。演習には実習生約100人が参加、威勢のいい掛け声とともに高さ50mほどもあるマストによじ登ったり、他のマスト等にも手際よく作業し1時間余で計36枚の白い帆をすべて張り終えた。 ■セイルドリル ■美しい日本の風景

天下の奇祭の街「下諏訪町」

下諏訪町は、平安時代には土武郷と呼ばれていた。 諏訪湖や八島ヶ原湿原、下諏訪温泉、諏訪大社などがある観光地かつ鳥居前町。かつては中山道、甲州街道が分岐する宿場として栄えていた。 ■木落し坂 七年に一度執り行われる「御柱祭」では、直径約1m、長さ約17m、重さ約10t 以上にもなる樅の巨木を山から曳き出し、諏訪大社四宮の社殿の四隅に建てます。この勇壮な祭りの前半、山出しのクライマックスが「木落し」で、ここ「木落し坂」はその舞台です。 ■諏訪大社下社秋宮 下諏訪町には下社(春

伊勢神宮の別宮「伊雑宮・瀧原宮」

別宮は、正宮に準じる格式の高いお宮のこと。「正宮のわけみや」という意味で、正宮と関係のある神様が祀られています。神宮式年遷宮も正宮と同じく20年に一度行われて手入れがしっかりと行き届いています。伊勢神宮の中心である正宮の次に位の高い別宮は、地元の方にも人気のパワースポットです。 ■伊雑宮 志摩市に鎮座している伊雑宮(いざわのみや)は、別名「いぞうぐう」とも呼ばれています。天照大御神の御魂をお祭りしていて、地元の人々からは海の幸、山の幸の豊饒が祈られてきました。 ■瀧原宮 瀧

中山道「木曽路」

馬籠宿と妻籠宿を結ぶ8.4kmの中山道。幕末には皇女・和宮がこの道を籠に揺られて江戸に上り、馬籠で生まれ育った島崎藤村も、同じ道を通って東京へと向かった。そして現在このルートは、世界中の旅人が目指すハイキングルートとなっている。 地図によると、馬籠宿を出てから馬籠峠までの2.2kmは、ひたすら上りのように見える。しかし歩いてみると、道は蛇行しながらの上り下り。峠を上っていると言う実感はあまりない。 道は次第に山の中へと入る。いよいよ、「すべて山の中」の世界である。 峠越

水の町「郡上八幡」

■やなか水の小径 ”郡上八幡”という名前にちなみ、8万個の玉石を敷き詰めた路地です。ちょろちょろと流れる小さな水路や柳がとても風情があり、また、やなか水のこみちを囲むように斎藤美術館、心の森ミュージアム遊童館、おもだか家民芸館がたつことから、別名「美術館どおり」と呼ばれることも。郡上八幡を代表する景観が楽しめるスポットです。 ■野中稲荷神社 ■宗祇水(白雲水) 宗祇水は、郡上市八幡町本町にある湧水。白雲水とも言われ、1985年宗祇水として名水百選第1号に指定されている。郡

飛鳥Ⅱ沖縄クルーズ&ザ・ブセナテラス

日本一の豪華客船飛鳥Ⅱで大阪港から出港して沖縄へのクルーズ。夕暮れの大阪港を出港しました。 ■大阪港 ■操舵室見学 ■内館牧子講演 ハリウッドシアターで行われた講演、横綱審議会の魔女と呼ばれた、内館牧子さんの楽しい講演を聞きました。 ■朝日 素晴らしい日の出の風景が取れました ■伊江島の城山 城山は、伊江島の中央にそびえる島のシンボルである。標高は172.2メートル。 ■那覇港へ入港 ■嘉手納基地へ向かう米軍機 ■那覇空港へ向かう旅客機 ■入港セレモニー

国の重要文化財「荒川家住宅」

高山市丹生川町の荒川家は、天正年間から続くという旧家。主屋と土蔵は江戸中期に建てられたもの。飛騨の匠が腕をふるった建物は見応え充分で、国の重要文化財に指定されています。内部には、民具や伊達政宗が金森長近に宛てた書状などが並びます。入館料:無料 ■母屋 母屋は、桁行11間、梁間8間、2階建切妻造りの大型住居で、正面外観は出桁を腕木でうける小庇をつけ、また差物や軒桁にかなりの巨木を用いて横の線をつよめるとともに、2階正面の格子窓と2段に通る貫の細い直線的交叉をみせるなど、かなり

猿田彦大神を祀「椿大神社」

猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮椿大神社。 良い方向にことが進んで行く、良い方向に導かれるということで、交通安全や無病息災、商売繫昌などを祈願される方が多いこの神社は、地元の方から「椿さん」の愛称で親しまれています。また、猿田彦大神の奥さんである天之鈿女命が別宮に祀られているため、縁結びの神社としても人気があり、若者の参拝に来ることも増えています。 ■椿大神社の本殿 厳かな雰囲気で、圧倒的な存在感があります。 ■招福の玉 台座の上にある玉をなでながら払え給え、清め給え、

パワースポット「善光寺」

一生に一度は善光寺参りと、江戸時代から伝えられている善光寺。長野県を代表する名所であり、来世・現世のさまざまなご利益があることでも知られています。近年は御朱印女子たちの間でも評判の的。そんな開運スポット善光寺の見どころや不思議な力、そして周辺の観光スポットをご紹介します。 ■美しい日本の風景