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美しい日本の風景

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美しい日本の風景写真集
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2021年1月の記事一覧

留萌のニシン街道

石狩市から稚内市までを結ぶ海岸沿いの国道沿線の通称です。ここでは小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、稚内市の街道碑やニシン文化遺産主に建築物と漁具、関連施設を紹介しています。現存する最北のにしん番屋は小平町までとなります。 ■旧花田家番屋 国の重要文化財に指定。道内に現存するものでは最大の規模を誇る。最盛期には18ケ統の鰊定置網を経営する道内屈指の鰊漁家で、この番屋はその本拠として漁夫や職人総勢200人前後の人を収容していた建物です。 ■おびら鰊番屋 簡易的な郷土資料館とも

南栃利賀そば祭り

かつて利賀地域では冬になると、出稼ぎ帰りの人や来客をもてなすために、各集落で「ごんべ」と呼ばれるそば会が行われていました。この風習から地域をあげての一大イベントと化したのが、この祭りです。 利賀特産そば粉を使用した手打ちそばや岩魚の塩焼きなど利賀特産の数々を堪能できるうえ、民謡やヨサコイ、歌謡ショーや迫力満点の花火ショーなどの催しを楽しめます。2021年はコロナで中止となりました。 ■雪像のライトアップ ■花火大会 ■結婚披露 ■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

世界遺産「相倉合掌集落」

美しくてどこか懐かしい日本の原風景に引き込まれる五箇山相倉合掌造り集落。幻想的な空間に心奪われ、非日常を堪能できます。「合掌造り」と呼ばれる茅葺の家屋は、国内ではこの近隣でしか見られない大変貴重な民家の形式で、今もここ相倉合掌集落には、23棟の合掌造り家屋が現存し生活が営まれています。 ■美しい日本の風景

雪の「金沢城公園&兼六園」

国の史跡に指定され兼六園と並び石川県を代表する景観が広がる金沢城公園。公園のシンボルともいえる「菱櫓」「五十間長屋」「橋爪門続櫓」。外観の素晴らしさはもちろんのこと、昔ながらの製法を忠実に再現した内部も必見です。 ■金沢城公園 ■兼六園 国の特別名勝に指定されている。広さは約11.7ヘクタール。 17世紀中期、加賀藩によって金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園であり、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の1つに数えられる。

札幌イルミネーション

日本で最初のイルミネーションで、1981(昭和56)年、大通公園2丁目広場で1048球の電球から始まった。年々その規模・内容も充実し、国内を代表する光のイベントに成長。北海道の自然やクリスマスをイメージしたオブジェなど、たくさんの電球が光のラインとなってクロスする。大通会場には、ツリーや花をモチーフにしたオブジェなどが設置され、クリスマス気分を盛り上げる。また、駅前通会場や南一条通会場は、街路樹に施されたイルミネーションが美しくきらめく。 ◆飛鳥Ⅱ南太平洋グランドクルーズ旅

ノスタルジックな街「小樽」

小樽市は石狩湾に面し、札幌市の北西に位置している北海道の港湾都市です。主にガラス工芸、オルゴール、酒蔵で知られています。1897 年に建てられた旧漁業施設である鰊御殿では、小樽市の歴史で漁業が果たした重要な役割をたどる展示があります。小樽運河沿いにある 1923 年に造られた旧倉庫街は、現在ではカフェやショップが並ぶモダンな地区に生まれ変わっています。 ■小樽運河 早くから商業都市として発展し、明治から大正中期にかけては札幌を凌ぐ人口を抱えていた。その繁栄を支えたのが小樽港

特別天然記念物の「昭和新山」

昭和新山は、北海道有珠郡壮瞥町にある火山。支笏洞爺国立公園内にあり、国の「特別天然記念物」に指定されている。また、有珠山とともに「日本の地質百選」に選定され、周辺地域が洞爺湖有珠山ジオパークとして「日本ジオパーク」「世界ジオパーク」に認定されている。 ■昭和新山ガラス館 日本国内をはじめ、ヨーロッパ、エジプト、インドなどの世界各国のガラス製品を展示・販売しています。 ■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

徳島で藍染め体験「藍の館」

1987年に大藍商であった旧奥村家の屋敷を11代当主である奥村武夫が藍住町に寄付し、1996年に藍の館として開館しました。奥村家文書や藍に関する民俗資料などが展示されている。このうち、阿波藍の栽培加工に関する資料が「阿波藍栽培加工用具」の名称で国の重要有形民俗文化財に指定されている。また館内の東寝床では実際に藍染めを体験することができる。 ●藍染めを体験 藍染め体験にチャレンジ!とりあえず受付にて、染める前の真っ白なハンカチを購入。他、バンダナやストールなども販売しています

極上の眺望「函館山」

函館山は、函館市の市街地西端にある山であり陸繋島でもある。陸繋島とし。標高334m、周囲約9km。牛が寝そべるような外観から臥牛山とも呼ばれる。約3分で頂上へ到着。街や港がよく見える昼間の景観はとっても爽やかです。日中は屋上展望台が空いているので、函館の景色をひとり占め。 ■函館山リープウェイ 函館山観光の基本といっていいのがロープウェイ。山麓駅から山頂駅まで3分、125人乗りのゴンドラで、ぐんぐん遠ざかる街並みと近づいてくる函館山をガラス越しに眺めるのも、お楽しみのひとつ

釧路湿原を走る「釧網本線」

釧網本線は、東釧路駅から川湯温泉駅を経て網走駅に至る全長166.2kmの路線。釧路湿原の中を走り抜け、オホーツク海に沿って走る風光明媚な路線として人気が高い。まずは、川湯駅から釧路駅まで、釧路湿原を中心とした車窓の旅を楽しんできました。 ■川湯温泉駅 駅前は整備されていて、古い駅ですが、なんだか可愛いです。駅で足湯があるのは珍しく、でも川湯らしくて良いです。のんびり浸かることが出来ました。 ■釧路湿原のタンチョウ鶴 白い羽毛に全身を覆われ、首と羽の一部が黒くて頭頂が赤い鶴

ダイヤモンドダストの「川湯温泉」

川湯温泉は北海道を代表する極寒地で、ダイヤモンドダストがよく見られる地域です。 川湯温泉は道東地域の湯治場として古くから親しまれてきた名湯である。 泉質は酸性が強く、川湯温泉の湯に釘をつけておくと2週間程で溶けてなくなってしまう程の強さを持っている。このお湯には血行を良くし、肌をツルツルにする効果があると言われている。川湯温泉街の中にある足湯では、源泉掛け流しの足湯を気軽に楽しむことが出来る。この川湯温泉の足湯の前には全国でも珍しい温泉の流れる川があり、川からたちのぼる湯煙

冬の「硫黄山」

アイヌ語で「アトサヌプリ」、裸の山と呼ばれる硫黄山。山肌からはゴウゴウと音を立てながら噴煙がほとばしり、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています。レストハウスのある駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。黄色の硫黄の結晶がいくつも見られ、勢いよく噴気があがる様はとてもダイナミック。地球の鼓動を間近に感じられる空間が広がっています。 冬は気温が低いせいと、地熱で雪が溶かされ、山に水分が多く吸収されるせいなのか、わかりませんが、とにかく噴気孔

神秘の湖「摩周湖」

摩周湖は弟子屈町にある世界でも有数の透明度を誇る湖。北海道遺産に選定された道内屈指の観光地である。「摩周ブルー」と呼ばれる独特の青さが特徴です。流入・流出河川がなく、摩周湖には生物が少ない。そのため有機物が堆積せず、この高い透明度が保たれているのだ。このように閉鎖的な湖である摩周湖だが、摩周の地下深くに湖の水が浸透し、摩周周辺では摩周湖の伏流水が存在している。 ◆飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記

1月の「屈斜路湖」

屈斜路の語源は、アイヌ語で湖や沼の出口を意味する「クッチャロ(のど元)」に由来します。世界でも有数の大きさを誇る屈斜路カルデラに位置する、国内最大のカルデラ湖です。火山活動から生まれた湖だけあって、湖畔には多くの温泉が湧出。野趣あふれる露天風呂が点在するほか、蒸気の噴出する珍しい場所、温泉熱を活用した農業用ハウスや大型ホテルなどもあります。屈斜路湖の魅力は何といっても圧巻のスケールと親しみやすさ。北海道らしい雄大な風景が広がりながらも、湖畔を訪れる人々を優しく内包する大らかさ