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「火の鳥 鳳凰編」すげ~代物が出やがった!

こいつはすげ~代物が出やがった

手塚治虫のライフワークにして日本漫画史上にそびえる
哲学的エンタテインメントの傑作『火の鳥』
鳳凰編 の「漫画原稿再生叢書」なるものが出やがる。


なんじゃそいつは?

ふむふむ調べてみると
「漫画原稿再生叢書」とは“読める複製原画”と謳った、
現存する名作漫画の原稿を原寸で印刷・製本した特装本のシリーズらしい。

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実際の原稿に近い用紙に、原稿の風合を再生すべく、全ページをカラーで印刷して紙が曲がらずにすむよう、ノド側を180度開けるコデックス装で製本してある超こだわりの本だそうだ。

日本漫画史の重要な資料ともいえるスペシャル・レーベルと謳うだけの超が100個くらいついちゃう豪華版仕様。
あ~こりゃたまらん代物だわ

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だけどここでちょっと注意
あまりにもその特殊仕様のために印刷・製本できるページ数にも限度があったそうで我王と茜丸、ふたりの運命の終焉を描いたパートにカラーイラストを加えた、全72ページ分しか収録できておりません。

う~む。ここら辺は分かる気もするが複雑な気分でもある。

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「火の鳥」と言えば手塚先生自らが「ライフワーク」と明言した最重要作品であるだけにこれを拝むのはファン陶酔のアイテムです

しかも「火の鳥」全エピソードのなかでも特に根強いファンを持ち高い評価を得ている「鳳凰編」とあっちゃあ
たまらん加減MAX…。

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なにが善でなにが悪か、生命とは何であるのか---。


もう深すぎるその中身はここでは触れません(笑)

以前の記事で勘弁してください。

全編見れないのは残念至極ですが
日本漫画史上不滅の最高傑作と呼べる「火の鳥」の生原稿から
起こした特殊製本はぜひとも手に取って読んでみたいものです。

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手塚先生の生原稿の製本画を見ているだけでその凄みが分かる…

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