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農心「カムジャ麺」

今日のインスタントラーメンは「カムジャ麺」。本noteで最初に取りあげた本場韓国コムタンラーメンと同じ、辛ラーメンで有名な韓国のメーカー「農心」の即席めんです。コムタンラーメン同様にあまり売っているのを見かけませんが、業務スーパーで扱っているのをよく見ます。

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「カムジャ」とは韓国語でジャガイモの事で、パッケージにあるようにジャガイモを混ぜた麺だそうです。

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水は450ml、茹で時間は三分三〇秒と同じ農心ながら辛ラーメンともコムタンラーメンとも違う作り方。こういうのは大雑把でいいんだよとも思いますが、アレンジやカスタムはノーマル状態をよく知ってからの方が、よりアレンジカスタムが楽しめます。バイクや車と同じですね。

そして完成。いつもの具をのせて、おっとネギがなかった…ということで増えるワカメで色見を追加。今回、二回目なので味追加にコチュジャンを咥えました。

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この「カムジャ麺」、ジャガイモを混ぜた麺ということで、否応なくポテト的な風味を期待しますが、芋感は全くないと言っても過言ではない。言われなきゃ分かんない、じゃなくて言われても分かんないレベル。

でもツルツルでもちもちの縮れ麺そのものは、インスタント麺的にはかなりレベル高いです。本邦にも生麺風即席めんはありますが、決して引けを取らない美味しさです。

スープは少しピリ辛スパイシーだけど辛ラーメン程ではなくて、基本は塩ラーメン、といった体。自分は辛ラーメンの辛さはギリギリセーフとアウトのタイトロープダンスしてる感じなのでこの程度のピリ辛がちょうどよい…ということで今回は甘辛要員としてコチュジャンを投入。甘辛味噌ラーメンテイストに。

さて、先日のコムタンラーメンも、本noteではまだ取り上げてませんが辛ラーメンも、そして本品も、農心の袋麺の裏書ではお約束のように「〆にご飯を入れると美味いぜ」と推してきます。

昨日の記事で自分も〆米が大好きという旨を書いたのですが、そういえば、チキンラーメンの創始者も毎日のチキンラーメンに米を混ぜるアレンジが好きだったと聞きます。ラーメン+米が美味いというのはアジアの共通認識なのか。

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ということで〆の米。冷や飯にゴマふって、韓国海苔もプラス。

そういえば奥さん。私、五年くらい禁煙続けてるんですよね。

禁煙ってほんとしんどくて、最初の一年はマジでツラかったし五年めの今だって時々吸いたくなる。タバコを止めたぶん、小遣いも溜まって健康にもよいかというと、その分、酒が増えてる傾向があるのでプラマイゼロな感じがしないでもなく。

じゃあ禁煙メリットないかというとそんなこともなくて、禁煙してほどなく、味覚がすごく鋭敏になりましたな。

それまで海苔は日本のより、味が濃くて油っぽい韓国海苔の方が好きだったのですが、禁煙を続けてるある日。突然、味付けでもない100均の焼き海苔がやたら美味しい。え?なにこれ。海苔ってこんな美味いの?風味に奥があってとかグルメマンガみたいな事言いたくなるくらい美味しいんですけど、と。

それ以降、海苔に関しては「韓国は全然ダメ。やっぱり日本スゴイ日本エライ」派だったのですが、最近、コンビニのおつまみコーナーにも韓国海苔があって、よし久しぶりに韓国海苔を食べて、逆説的に日本の海苔のすばらしさを称えてみるかと思ったら、やっぱりこれはこれで美味い、韓国海苔。

やっぱ、しょっぱくて油っこいのはそれはそれでいいよね。

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と、いうことで、ドブーンと投入。よく考えたらワカメと海苔で海産ネタ被りですね。

米とコチュジャンアレンジのスープは大正解。めっちゃ合う。でも韓国海苔は余計だったかな。韓国海苔は韓国海苔で美味しいけど、ラーメン具には自己主張強すぎですかね。

と、いうことで、ハイボールのおつまみに韓国海苔を頂きながら、本記事を推敲している木村です。

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それでは今回はこの辺りにて。ご馳走様でした。


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