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共通テスト数学1A対策(直前版)

お世話になります。ドリームラーナーズの石原です。鳥取県倉吉市で進路指導と学習法指導の塾を運営しています。学習指導は中学生・高校生・大人、英語の指導は小学生から対応しています。LINE,ZOOMなどを活用して、遠隔地でも進路指導・学習指導・添削指導に対応しています。

いや12月にこういう記事探すんじゃねえ

この記事を書いたのは12月です。はっきり言ってこの時期にこれ探して読んでいるようじゃ頭抱えてしまいます。

ではなぜこんな記事を書くのかというと…

目標点数に合わせて取り組む練習を変えろ

ということが言いたいからです。

満点狙う人と、6割取れれば御の字、という人と、やる練習は全く違ってきます。例えば、6〜7割を目標としている人でも、以下のようなことをやって非常に無駄な時間を過ごしています。

①それぞれの大問の最後まで復習する
 → 模試でも練習でも解けた試しがない
②練習中、時間を計って解かない
 → 模試で70分・60分以内で間に合った試しがない
③練習中、解けるまで延々と考える
 → 模試で、わからない部分にあたった時、すぐに次へいかない
 → 時間が足りない

身に覚えがある人が多いと思います。常に6〜7割を超えられないのに、そんなことない、とか反論しちゃう人は、当然そうなっていると思った方が良いです。自分を客観的に見るのは難しいのです。

ですから、上の逆をやれば良いのです

①そもそも全部解けなくてもよく、目標点まで解ければ良い
 → 復習時も、ここまで解ければいい、と自力で判断して復習を終える
  → 大問の最後までやるのに時間がかかるな、と判断できるよね?
②大問単位でやるときですら、必ず時間を計る
 → 15分など短い区切りでどこまで進められるかを記録・記憶する
 → 時間あたりに取れる点数を最大化して、①全体練習に活かす
③解けない問題は、「練習時でも」飛ばす。
 → 時間通りの演習をする目的はこれ
  → 問題を取捨選択する目を養う必要がある
 → 普段やっていないことは、本番では絶対にできない
  → この話は部活の例えだと納得するのに、勉強だと信じない人が多い

どうせどんな問題集やるかなんてあまり大差ないので(そもそも知らないなら適当に問題集買ってください)、こうしたやり方を自力で考えつくか、今知ったとしてもそれを素直にやってみるかで直前期は伸びが変わるでしょうね。

また、数学については大事なことがあり、それは「科目選択」のことです。え?数学に科目選択の余地なんかないでしょ?と思う人、それはあなたが国公立至高主義のどこかの県の高校にいるからでしょう?

受験科目確認して数学1や2で受けられるならそうせよ

理科基礎が4科目あるように、数学という名前がついている科目は実は4つあるのです。数学1/数学1A/数学2/数学2B。これを、そもそも1Aと2Bで受けることを大前提にしている高校が多いのですが、実は中堅以下の国公立大学であれば、文系や医療系、農学系の学部では数学1/数学2が選択できることが多いです。しかも1・2しかないわけですから、対策が簡単なのです。

何言ってるかわからない、という人。これまでマーク模試(河合やベネッセなど)の問題を解いていて、なぜか「数学1」「数学2」という、解くはずもない問題が冊子についているのに、何の関心も払ってないということですかね。

受験するつもりの大学が全部数学1や2が使えるのであれば、迷わず本番はそれで受験してください。学校の先生に相談すると拗れる場合が多いので、まずは話がわかる先生に聞いてみてください。

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