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国際バカロレア(DP)の科目:HistoryがHistory以外でも役立つ理由

私は、DPのHistory(SL&HL)を両方取っていました。
Historyでは論文のようなエッセイのような課題が沢山あったのを覚えています。

そして私にとって掲題のとおりHistoryのそれら課題は、
大学での専攻科目を問わず論文やエッセイ課題で High Distinction (満点)をとるための基礎となったため、役立ったなと感じる次第です。

例としては以下がHistory(SL/HL)の課題をやるにあたりスキルとして、
身に付く点が挙げられます。

DP History (SL/HL)では:
・課題ごとに複数の歴史家が書いたArticleなどを読む事になる
>>歴史家が書いた論文やエッセイからアカデミックな英語が身に付く
・その歴史家達の見解を自分自身で読み取る
>>歴史家の文章の中に潜んでいる見解の’本質’を見抜くスキルが身に付く
・課題のテーマ(出されたお題)に対して、論文やエッセイの構成の組み方を先生から学べる
>>個人的に、この構成の組み方が大学での課題でも活かされて満点を何度か取れました
歴史家の見解を証拠として自分自身の見解を課題のテーマに沿って提示する
>>QuotationやParaphraseを課題に組み込むスキルが身に付く

海外大学に正規入学し、「英語での論文やエッセイ課題に第二言語が英語の場合でも、ちゃんと最高点をとれるのだろうか。。」
このように不安になられる生徒さんも沢山いらっしゃると思います。

でも、そんなにご心配されずとも大丈夫です^^
勉強自体が得意ではない私も、DP History のお陰で基礎となるスキルが身につき、
大学での論文やエッセイ課題では複数のHigh Distinction をとれていたので^^;

余談ですが実際に、
現地の大学生でも論文やエッセイが苦手な方達もいらっしゃいました。
その人達の論文やエッセイを読ませてもらうと先述の例で挙げたスキルが、
定着していない傾向にあったんです。
そのためそのような方は論文やエッセイが苦手というよりは、
とても素敵なアイディアはあるけれども、それをアカデミックな構成で、
明確に伝えきれていない、構成がぐちゃぐちゃになり、脳内で見解が迷宮入りしている場合が多いのではないかと推測されます。
(私もDPで当初、苦戦したことを覚えています。。T_T)


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