見出し画像

東北~信越 キャンプと湯巡り二人旅 山形編①

すみません、湯美さんのタイトルぱくってますw
奇しくもこの旅は同じような時期に、フォロワーさんである湯美さんと丁度逆コースを取って珍生館でニアミスという珍しい体験をした。
珍生館だけにw

お盆を自宅で過ごしタイミング悪く台風7号の発生とともに東北へ向かう。
福島西ICで高速を降りR13に合流。
萬世大路の昔を偲んで廃道の聖地二ツ小屋トンネルへの脇道を入った。
少し行くとここは私有地の為通行には許可がいる旨があって私道が封鎖されていた。残念ながらここで引き返し国道に戻る。

高畠町に入り、朝一番まだ寺守さんがお掃除の時間に亀岡文殊堂に寄る。
日本三大文殊だそうでまだ清々しい朝の気配がいっぱいで冷気すら感じる。

ちょっと気になる狛犬を仁王門の前に見つける。
まずお尻を上げている姿のこちらは初見。お顔もどう見ても犬じゃない。
帰宅後調べてみるとこちらは狛犬ではなくて、「出雲構え獅子いずもかまえじし」というそうでライオンです。狛犬よりも若干たてがみが立派です。出雲地方に多いらしい。
そういえば、猫も獲物を狙う時は頭を低くしてお尻をふりふりしますね。

この仁王門からの参道から先に階段が始まる。

本堂?
文殊堂手前の普通の狛犬さん

森の中に堂々と建つ文殊堂です。屋根のフォルムが美しい。
すぐ裏手には利根水りこんすいというとても冷たい湧水があってめっちゃおいしい。

下ります。

適度に汗もかいてそうなるとやっぱり温泉ですよね。
目指すはかみのやま温泉の外湯の一つ下大湯温泉共同浴場です。
道路を隔てた反対側が駐車場です。

入口は横から

料金は¥150、洗髪すると+¥100で蛇口のコックを渡されるのかな?
BS持参でここは湯舟のお湯を汲んで洗ってもいいということですかね?
地元の方に何も言われなかったのでそのようにして体を洗います。
ここは熱湯と聞いていたので、今は二つに分かれている温湯の方に浸かります。なんとか沈められた。
ちなみに熱湯の温度計をみると46℃、ちょっと浸かっただけですぐ出てしまった。温泉通の方だとじっくり浸かって出たり入ったりを繰り返すんでしょうけど、元来じっとしていられない性分…
泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉でかすかに石膏臭を感じる肌に優しい温泉です。
たまたまお客様がいなくなったので写真を撮らせて頂きました。
なんでも銭湯の女湯では富士山の絵がない所が多いらしい。(男湯のみ)
こちらは富士山と上山城で豪勢ですね。

奥が温い方

私を待っている間、相方が上山観音に行ってきたようです。
境内に「下の大湯」共同浴場の湯壷にお湯をそそぐ滝口があったため、地元では湯の上とも呼ばれているそうです。

亀岡文殊堂に比べるとかなり急な造りの屋根になっている。

入母屋造り屋根平入り唐破風でいいのかな

温泉の汗をカーエアコンで鎮めつつ、キャンプ場に向かいます。
もう何度も利用している蔵王坊平国設野営場です。さすがに標高1000m越えなので涼しい。

ここが車乗り入れOKなのは熊の生息地だから。キャンプ場では目撃情報はないものの、熊糞はあるようなので、万が一の時に車に避難したり食材やごみは車の中へということらしい。

そして草の刈られている所と刈られていない所があって、これは虫の住処を確保するためという。生き物の循環、つまり虫<鳥<さらに大きな猛禽という具合に、人間優先でなく生き物の居場所も与えるということ。

しかし街中に比べて本当に涼しい。台風の影響なのか街中は湿度も気温も高くてきつい。いい避暑地だ。
キャンプ場に来たらあとは食べる、飲むしかすることなくてエンドレス…

頂き物の牛タン

翌日は蔵王温泉川原湯共同浴場へ
今丁度橋の架け替え工事中で橋が通れないので迂回して霊泉広場駐車場に向かう。道も車1台やっとで離合がきついので慎重に。この駐車場は少し待てば空くのでちょっと待ちます。

行ったのは違う日にちです

料金は他の2ヶ所ともに¥200です。
男湯のお客さんが下湯は熱すぎて入れなかったと言ってたそうです。
キャンプ場に戻ってお昼からまたエンドレス…

午後から雨。雨上がりに2重の虹が出た。

なんだかね、つまみとビールしか喉を通らないんですよ。絶対肝臓に悪いよね。

こうして初日から2泊はこちらでのんびりでした。

追加:ご当地牛乳にはまってるので写真入れときます。

※蔵王坊平国設野営場:1張¥700 炊事場 トイレ和洋式水洗 水うまし



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?