見出し画像

アンテナを広げる読書術

今回のお話

最近本を読まれていますか?
本を読むことは「知る」ことを広げてくれます。

今回は、本を読む上で参考にしていることについて考えていきましょう。

本を探す手法

①kindle unlimited

amazonのkindleで読み放題サービスです。
話題の本や様々なジャンルの書籍が読み放題です。

毎月新たな書籍がたくさん入ってきており、ノンフィクションやビジネス書、小説など色々なジャンルがあるため、普段買って読まないような本に出会えるのが魅力です。

ポイントは、「買って読まないものに出会える」です。

普段買うものというのは、自分の興味関心のアンテナの範疇にあるものであるということです。

もちろん、そればかりを追うこともいいのですが、ジョブズがかつて言った言葉にコネクティングドットというものがあります。

後になって点と点が繋がっていったという意味です。潜り込んで学んだカリグラフィーがiPhoneの綺麗なフォントにつながったりと一見すると関係ないような経験や知識が有機的に結びつき、成果を上げるということです。

これを意識的に発動するためには今自分が興味関心を抱く事象の外側に目を向ける必要があります。

しかし、見えないもの知らないものはアンテナがキャッチすることはありません。
そのため、kindle unlimitedを利用することで普段知らないことに目が入るようにしています。

②honz

こちらは、成毛氏が運営するレビュアーが紹介するおすすめ本サイトです。

さくっと読めるものはあまりなく頭をフル回転して格闘するように読む必要がある書籍ばかりを勧めてくれます。

逆説的ですが、すぐに役に立つビジネス書などはすぐに役に立たなくなります。

なぜというと特定の事象や環境における解決策のみで本質的な法則などではないためです。

たまには、腰を据えて頭をフル回転して読むような本に取り組むことでまた自分のアンテナを広げてくれるので大事な時間かと思っています。

この何年かで流行っているサピエンス全史やファクトフルネスなどは、今すぐ仕事に役立つことはないでしょう。

ただ、考え方や思索の指針となるようなアイデアや思考法がそこにはあるため、長期的に見ると有益なものだと思います。

短期的に役立つ書籍を読みつつ、長期的に役立つ歴史書やノンフィクションと格闘することで知識は増えていくかと思います。

③同僚や上司のおすすめ、流行りに手を出す

基本方針として、アンテナを広げるために読書をしています。

そしてアンテナは個々人で異なります。職種や立場が変われば読む本も読み方も変わります。

そのため、どんな本を読んでいるか聞いたりしています。

また色んな人にこの本が面白かったと勧めることでまた自分に勧められたりするのでそういったコミュニケーションを媒介としたレコメンドも役に立ちます。

流行りに手を出すことですが、必要不可欠だと思っています。

売れているもの、流行っているものにはその時代や大衆の空気感が反映されているものが多いからです。

そういったことを顧みずに自分の頭の中だけで良いものが生み出せるとは思いません。

なんらかのサービスに関わる上で、どんなサービスであっても利用するユーザーは人です。
その人が何を楽しみ、何に怒り、何に愛しさを感じるのか。喜怒哀楽や琴線というものを理解しようとするのであれば、なおさら流行っているもの、売れているものに触れる必要があるように思います。

確かに、売れているものと自分の琴線に触れるかどうかは別です。
そこを食わず嫌いするともったいないのではないかと昨今感じています。

最後に

最近はAIなどの技術の発展からデジタル上の行動に関して精度の高いレコメンドがされるようになりました。

それが意味することは自分の興味関心のアンテナを深くすることになります。
つまり、広げていくこととは別に狭く深くする流れになります。

それは、CVRなどを考えればそうなんだろうとは思います。ただ、アンテナを広げてコネクティングドットするためのドットを多く打つことを考えると難しくなってくるなと感じています。

そのためにもデジタルサービスに限らず、人に勧めてもらったりなどアナログな広げ方も必要です。

ふらっと本屋に立ち寄ったり、通勤電車で読んでいる人の本の背表紙を見たりなど視野を広げて行動することも大事です。

そういったことをセレンディピティなんて言うらしいですが、ドット打ちのチャンスを増やすことが知識を増やすには必要です。

ただ、最後に留意すべきは知ることだけでは完結しないことです。
知り、実践し、モノにするということで初めて知見となりうるのです。

知っていることと使えることは別ですよね。
使えるようにするために果敢に手を動かして、頭を動かして足を動かすというようなことをしていく必要があります。

いったことがない店に足を運んだりなどお出かけをよくするようになりました。
また良い出会いがあるといいですね。

それでは、また。

読んで面白ければサポートよろしくお願いいたします! 励みになり、さらなる質の高い記事投稿することを約束します。