ゲー100完結企画④ 設定資料
企画① 企画② 企画③
ゲームやるから100円貸して!は原作担当のザワと作画担当のナカノさんの2人で作りました。
私がアレコレ考えてナカノさんにマンガの設計図を渡すと、ナカノさんが素敵な絵にしてくれるわけです。
例えば、こんな感じで渡していました。
喫茶店「デッドコピー」の設定
連載中に徐々にバレていきましたが、一応1話開始前から舞台は群馬県高崎市にしようと思っていました。(メニュー下部に書いてあります)
各話の設定(ゲーム設定など)
14話、クリスマスデートの前の話です。ゲームは「サンタン」。
これだけの情報でナカノさんがあのドットにしてくれているわけです。
よかったら見比べてみてください。
弓原さんの名前「由美香」は一応この時点で決まってました。最後まで公表しなかった弓原さん年齢(読んでくださった方は想像してくれていたでしょうか?)は自分でも少しあいまいにしていましたが、子供の頃にゲームボーイ版「星のカービィ」が出ていたわけで、連載開始当時年齢で28歳くらいを想定していました。
ナカノさん キャラクターデザイン(メイン)
初期の初期です。キャラクターデザインについては、私ザワは性格を伝えただけで、まったくタッチしていなくて、完全にナカノさんのパワーです。
まだ弓原さんが「本田さん」という別の名前でした。マスターのデザインは見た瞬間に衝撃が走った覚えがあります。ナカノさんの絵は女の子が特に可愛いですが、じつは渋いオッサンに実力が詰まっているのでは?なんてことも思ったり。
右上の子たちのネームも作った覚えがあります。なんか謎のゲームマスターみたいなキャラとして。
杉田君キャラクターデザイン
杉田君初期イメージ。多分1か3の中間くらいで、という感じで決定した覚えがあります。若くて出来るちょっと調子のった感じの子が、話が進むにつれて紳士的になっていく感じを描きたくて、そんなイメージで決めました。
たしか8番のナカノさんのコメントで「90年代アニメ風」と付されてて笑った覚えが。
マスター キャラクターデザイン
マスターのデザインを一応ほかにも出して、となった時の資料。結局1発目のが素晴らしくてせっかく描いてもらったけど没になりました。
速川さんキャラクターデザイン
速川さんのイメージ。これはメチャクチャ迷いました。全部可愛い。こまった。性格的には1・3、キャラ的に立つのは2、でも長髪4・短髪5、まゆげ6も捨てがたい…。結果、ナカノさんが一番最初に浮かんだ、ということで1番のデザインにしました。私は気持ち3番を推した覚えがある。
ちなみに、弓原さんはたしか打ち合わせの時の落書きで即決してしまったので、デザインが残っていないのです・・・。
1巻表紙デザイン案
1巻の表紙を作るときにナカノさんが作ってくれたデザイン案。こんな感じでナカノさんはザクザクラフをかく。絵を描く人が見たらわかると思いますが、おそろしいのは、ほぼすべての線が一発で描かれていること。迷いのなさが恐ろしい。
2巻表紙デザイン案
これもメチャクチャ迷いました。今みると②・④もかなり良いですね。絵を描く人間としてはその②・④をサラっと描いている線の迷いのなさに「は~~~すごE」っと思いました。
ということでゲー100完結企画4回目でした。
次回は、没になったネームを公開したいなと思います。ナカノさんのネタは今回で出し尽くしました。すいません。
完結の単行本3巻は7月4日発売です。
アマゾンでも販売ページができました。よろしくお願いします!
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