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東南アジアの洗礼

東南アジア、と聞くと何をイメージするだろうか。人それぞれ想像することは様々だが、その中の一つに「食あたり」のイメージが僕の中にあった。
実際フィリピンで1ヶ月過ごし、僕が想像していた「食あたり」のイメージは正しかった。

初めての東南アジアということもあり、僕は食べ物でとても心配していた。
1番最初に調べたのは水だ。とにかく水には気を付けろ。どのサイトを見てもそんなことが書いてある。店で出された水は水道水だから飲むな、ジュースの氷は断れなど。
水道水はとにかくのめないというイメージを植え付けられた僕は日常から水には気をつけた。

しかし僕のお腹は徐々に調子が悪くなっていった。フィリピンにきて3週間目くらいのことだ。鈍い腹痛と下痢の症状が出始めたのだ。
幸いにも僕の症状はトイレから出れないくらい酷くはなく、熱もなく食欲も普段と変わらなかった。
日本から持ってきた薬を飲んだが症状は変わらず、結局1ヶ月が経ち僕は日本に帰る日を迎えた。日本に帰ってからも治らなかったため病院に行った。抗生物質が処方され飲み続けること2日ほどで回復した。

僕の友達はフィリピンにきて1週間目で病院送りになるほど食あたりをした。2日ほど入院し容体は回復した。
不思議なことに僕はその子とはほぼ同じものを食べていたのに、僕には症状が出なかった。おそらく体調の違いでも症状が変わってくるのだろう。

実際水道水を飲めば現地人もお腹を壊すので、レストランで出てくる氷は問題なかった。

今回僕の食あたりは直接原因があるわけではないだろう。おそらくストレスや油の違いや国特有のスパイスなど小さなものが積み重なったからだと考えられる。
ファストフードはおすすめだ。マクドナルドは世界各国にあり、慣れている味になっているので、現地の食べ物ばかりではなくたまに食べることで胃を休ませることができる。


せっかくの旅行を最大限に楽しむためにも体調管理には気を配ることが大切だ。