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B'z稲葉浩志、『THE FIRST TAKE』に降臨。

いやー、良いもの見せてくれました。

B'zのボーカル・稲葉浩志が『THE FIRST TAKE』に初登場。

歌ったのはソロとして5枚目のシングル表題曲、2017年リリースの『羽』。力強い曲調と歌詞で聴く人の背中を押す応援ソングだ。

今回の動画では、ギタリストのDURANとコラボレーション。
演奏はDURANのギターと稲葉のボーカルのみ、というシンプルなアコギアレンジが披露された。

ファン的な目線で言うと、『羽』は意外なチョイスでしたね。
ソロでの代表曲は何かと聴かれると『思い浮かばない』というのが正直なところなんですけど。笑
無理やり捻り出すとしたら、ソロデビュー曲の『遠くまで』かなぁとは思っていたんですが。

正直、『羽』がここまでアコギアレンジで映える曲とは思っていなくて。
EDM的な打ち込みサウンドから生まれる疾走感が、アコギアレンジだと薄れてしまうんじゃないかなと感じていたんですよ。

しかしながら、実際に動画を観るとスピード感と迫力が凄い。
稲葉氏のボーカルも勿論なんですけど、ギター一本で厚みのあるサウンドを作り出すDURANのアレンジ力と技術もハンパない。
彼なしでは『羽』のアコギバージョンなどあり得なかったのでは。

そして、我らが稲葉浩志のボーカルワークも衰え知らず。
まず、一発録りにも関わらず全く緊張感を感じさせないのがベテランの凄みですね。
腕を腰に当てて足でリズムをとりながら歌っている人、『THE FIRST TAKE』で初めて観ました。笑

しかしながら、それだけリラックスしているにも関わらず歌声は力強く、アレンジは自由自在。
原曲からかなりメロディを変えている部分もあるんですけど、ボーカルワークに一切迷いなし。
聴く人にビリビリと迫る、芯のある歌声を聴かせてくれました。

最後の高音ロングトーンなんて、常人なら喉ちんこぶっ飛んでますよこれ。
どうやったら58歳でこんなぶっとい高音が出るんだ。

ファン的には、歌唱の前後にほとんど話さないのも彼らしいなと思いました。笑
ステージはあんなにノリノリな感じなんですけど、ほんと人見知りでシャイなんですよね。

5月26日には、話題のドラマ『あなたがしてくれなくても』の主題歌『Stray Hearts』の配信も決定。

『THE FIRST TAKE』では代表曲と最新曲の2つがアップされるのが通例なので、もう一曲は十中八九この曲でしょう。
ドラマのヒット具合を考えると、この曲が稲葉浩志のソロとしての代表曲になる可能性もある。
音源も動画も楽しみです。

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