見出し画像

「青春」って言葉を考えた人はこの世で一番ロマンティックだと思う

青春時代を”青春”って名付けた人は天才だ。

一番元気はあるけど気持ちが揺れ動く、繊細な時期を「青い春」に例えるセンスはちょっとマネできそうにない。
現在でも当たり前のように老若男女がこの言葉を使っているのもちょっとスゴい。

ウィキペディアを見ると、どうやら夏目漱石の『三四郎』のヒットを機に”青春”という言葉は定着したと言われているそうだ。
「考えるには、青春の血が、あまりにも若すぎる」など、若者の焦りや葛藤を表す表現が現代に至るまでの”青春”のイメージを定着させたと。
やっぱ「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳する人は根本からセンスが違う。

もしかしたら夏目漱石は日本の歴史上一番ロマンティックな人だったのかもしれない。

僕も、この夏は夏目漱石を読んでよりロマンティックなアラサーになりたいと思う。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?