ブラック企業に勤めていた話②~暗黒の部署と人間性の麻痺
新卒で映像制作の会社に入社して半年後、僕は社内で最も忙しいと言われる部署に仮配属された。
そこで僕は40連勤・1ヶ月で残業220時間という異次元の体験をすることになる。
そして、そんな日常をこなす内に僕に下記のような変化が訪れる。
①感覚としては会社に住んでいる帰宅が"家に行く"という感覚になってきて、なぜ家賃を払っているのか自問自答を始める。
この頃には社内のソファーに就寝時の定位置ができる。
②自分より更に長く会社にいる人の存在に気付く41連勤を終えてやっと会社を出