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【実話】軍隊によるクーデター…罪のない市民の殺傷を繰り返すミャンマー国軍【漫画】

今日のテーマは、罪のない市民の殺傷を繰り返す『ミャンマー国軍』とは?

2021年2月1日、ミャンマーで国軍によるクーデターが発生した。

国軍総司令官である「ミン・アウン・フライン」の号令により、
アウン・サン・スーチー国家顧問やウィンミン大統領など、
国民民主連盟(NLD)の政治家たちの身柄を拘束したのだ。

クーデターの引き金となったのが、2020年11月に行われた総選挙である。
この選挙でフライン氏は、国軍の支援するUSDP(連邦団結発展党)が
支持される事を望んでいた。

自身が6月に65歳を迎えるフライン氏は、国軍総司令官の退任が決まっており、
次の大統領の座を狙っていたのだ。

しかし結果は、NLDが83%に上る支持率を獲得し、フライン氏の夢は砕け散った。

その後、USDPと国軍は異議を申し立て、
総選挙で大規模な不正投票があったと主張した。

しかし、選挙管理委員会は結果に影響する不正投票はなかったと公表し、
フライン氏はNLDに議論の場を要請したが、NLDはそれを拒否した。

それに腹を立てたフライン氏は、
ついにクーデターという強硬手段を選択することになる。

クーデターに抗議する市民のデモは連日行われ、日に日に激化している。
それに対し、治安当局は発砲を繰り返し、
多くの罪のない市民の犠牲が増え続けている。

国際社会がこの問題にどのように働きかけるべきか、
大きな課題を突きつけられている。

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