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へっぽこぴーりーまん書紀〜新卒入社編③

仕事をし始めて感じたこと

入社してすぐに単独での営業活動にすぐ入り始めた。同期いれて僕の代は4名。客先は違うが、スーパーマーケットへの店頭への営業だった。エルダーからの指示で動くのもみんな同じだった。1ヶ月くらい経った。周囲の同期と比べて自分に欠けているポイントを自覚し始めた。


報告

営業から帰ってきて、同期たちが先輩や上司に雑談や笑い、エピソードを交えて、軽い感じで日々の業務報告をする。これが僕にはできなかった。なにか報告しようとすると肩に力が入りうまく伝わらない。
同期の1人O君は自虐やオチ、失敗談を上手く混ぜながら、重たい話も本当に漫談のようにうまく話す。
僕が話すと、話がダラダラ長くなりすぎるか、箇条書きのような情景の浮かばない話になってしまう。
もともと国語で文章を書くのは得意だったのに、会話となると金縛りにあったようにまるでうまくいかない。


貝になる

ボクは報告することに苦手意識、劣等感を覚え、貝になってしまった。
帰社しても誰とも話さずに事務作業を終えて仕事する。
同期のアイツらはバカだと時に見下したりしながら。 

本当は楽しく会話して、報告して仕事を進めたい。でもどうしてもうまくいかず、もがき続けた。
元々しゃべりにコンプレックスを感じたことが発端で、報告頻度が減ったのだが、喋らないことにより孤立→それによって情報が入りにくくなってきた。
仕事が行き詰まっていく。うまく進まない
あっというまに同期との成長に差がついていく。
相談なくやったことが失敗する。信頼を失い評価が下がる。
怒られるのを避けたくて、仕事を抱え込む。情報を隠す。
ボクは完全にデフレ・スパイラルに陥っていく。

→次回に続きます

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