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シーン13:コーヒースタンドのススメ(カフェ、コーヒーが好きな理由)

今日もぼやっとしてる間に1日が終わる。あぁ、ろくに生産的なことをしてないまま、1日が終わる。昔に比べて1日が短くなった気がするが、これが年を取るということなのだろう。

昨日紹介したカフェは、狭小とはいえ、ちゃんと席のある「カフェ」だったが、今日紹介するのは、コーヒースタンド。

カフェは何もコーヒーを楽しむだけの場所ではなく、ケーキやランチなどいろんなフードメニューを楽しめたり、あるいはいろんな店内のおしゃれなインテリアや雰囲気を楽しんだり、勉強や読書のためであったり、おしゃべりのためであったり、その場所に滞在する際の目的は、「コーヒーを飲みに来る」以外でも成立するし、楽しみ方は人それぞれだ。

しかし、コーヒースタンドとなると、基本的には「コーヒーを飲む」ことが主目的になるし、店のアイデンティティの大半が、その「コーヒー」に向けられることになる。(販売メインというところも多いがそういう意味でも)「コーヒーで勝負!」感が強くなるといえる。そんな京都のコーヒースタンドを2店紹介したい。


1店舗目は「WEEKENDERS COFFEE

サムネは撮っていた写真の中で唯一、横長だった写真を採用しただけなのだが、訪れたのはオープン直後で、ちょうどまだ外構工事をしている最中だった。以前は2店舗でやっていたような記憶があるが、今はこの1店舗のみ。(焙煎所が別にあるようです)

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幅10cmくらいのこのカウンターの石張りの側面(小口)部分にマグカップをおいて、コーヒーを飲んだ。ゆっくりはできないけども1杯を味わって飲みたい。コーヒーとの対面という感じである。

ちなみに、今は自分で豆を買ってきてコーヒーを淹れるようになったので、こういった豆販売中心のお店のものをいろいろ試してみたい、とも思うが、味の違いはすぐ横に置いて飲み比べてみないとわからないだろう。。。


2店舗目は「二条小屋

二条城のすぐ南にある。おそらく手前の駐車場となっている部分は元は町屋が建っていただったのだと思う。その町屋と一緒に取り壊されてもおこなしくない小屋のような建物がコーヒースタンドに改装されている。

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外観は変に作りこまず、最低限の手が加えられている感じで、テイクアウトのための小窓がかわいい。内装は良い意味での粗さのある手作り感を感じる。(店内にデザイン関連の本がたくさん置いてあったので、気になって聞いてみたところ、店舗の内装については店主の方がDIYされた、だったかデザインされたか、とおっしゃっていたような記憶が。。。違ったらごめんなさい。)

狭い店内に必要なものが、きれいに納まっているのは、見ていて気持ちがいい。ミニマリストが、見せるためにディスプレイしたようなわざとらしいシンプルさではなく、ナチュラルにシンプル、という感じだ。

店内はベンチがあるが、カウンターには椅子がないので、基本はここも立ってコーヒーを飲むことになる。1回目に訪れた時には、常連さんが2,3人で来られていて、ちょっとした時間つぶしという感じで店主の方と楽しそうにおしゃべりをされていたので、私はコーヒーを飲んでそそくさと帰った。

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その後、東京在住の元職場の上司から「京都案内をして欲しい」というむちゃぶりをされ、職場の元上司と、その日初めて合う上司の先輩という方と3人で京都巡りをするという機会があったのだが、その際には二条城を案内した後に、通ぶってこのコーヒースタンドへ行ってみた。

おじさん2人(そのうち一人は初対面)と、私と、席もないコーヒースタンドでコーヒーを飲んでいたのは、今考えても最高に意味不明だ。それでも成立してしまうのが、コーヒースタンドの懐の深さかもしれない。

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