
【大正浪漫】ヴェストポケットコダックをデジタルカメラに改造!?
今から100年以上前(1912年)に発売されたヴェストポケットコダックをデジタルカメラに改造された個体を入手しましたので、詳細をご紹介します。
制作したのは、私ではなく「師匠」です。
まず外観です。
なにやら、ボロいカメラに見えますが、その外観は間違いなくヴェストポケットコダックですね。
しかしその中身は、PanasonicのLUMIX FX-01でございます。
カメラを起動するには、上部のロックスイッチを操作します。
ロックスイッチが、LUMIXの電源スイッチに連動しており、沈胴レンズが迫り出すことによって、コダックのフロントパネルも迫り出して来ます。
オリジナルのコダックをリスペクトし、ジャバラもコピー用紙か何かで制作されています。
背面もしっかりくり抜かれ、LUMIXの液晶を確認できるようになっています。
右側のパネルを開けると、LUMIXの操作ができるようになっており、コダックの世界観を崩さずに普通にLUMIXとして使用できるように工夫されています
100年以上前のヴェストポケットコダックに、まさかLUMIXがシンデレラフィットすると思いませんでしたので、驚きました。
しかし、確かにコダックの中でLUMIXが生きているのです。
シャッターの位置、電源スイッチの位置、操作板の位置が奇跡的にコダックとフィットしていた…。
まさにシンデレラフィット…。
LUMIXを白黒撮影に設定して、オールドな雰囲気の写真が撮れるように設定して運用しています。
このFX-01自体ももう古いデジタルカメラの部類ですので、特別綺麗な写真が撮れるわけでもないですし、トイカメラほどポップな写真が撮れるわけでもないのですが…。
LUMIXって、ライカのレンズが使用されているおかげか、処理エンジンが良いおかげか、解像度の数値以上によく撮れるんですね。
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