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情報の届け方:演奏会情報を媒体に出す時のポイント

先日、過去のブログのリライト記事でWind Band Pressに「自社サイト、楽団サイトでのインタビュー記事の作成方法と注意点」というのを書きました。

演奏会情報などを宣伝するときにサイトのコンテンツが大事だよね、みたいな話は色んなところでしてきた気がするのですが、今回は「情報の届け方」として、特に「演奏会情報を媒体に出す時のポイント」を自分なりにまとめてみようと思います。

演奏会情報を媒体に載せるのって広報やるときにほとんどのバンド(奏者)がやることなので、タイミングはそれぞれですが、気をつけた方がいいポイントなんかを。

まず知っておいていただきたいのは「同じテキストを使い回さないこと」です。

えー!クソめんどくさい!

って思うかもしれませんが、楽しいことをしたかったら楽は出来ないと思っておいて下さい。

演奏会情報を掲載できる媒体っていくつもあります。

例えば紙媒体であれば、

・バンドジャーナルさん

・PIPERSさん

・Wind-iさん

・ぶらあぼさん

・地域のフリーペーパーやタウン誌

・新聞

とかでしょうか(僕もどんな媒体があるのかそんなに知ってるわけじゃない)。今どき紙媒体も同時にウェブ媒体も持っていますけどね。

ウェブオンリーの媒体であれば

・Band Powerさん

・コンサートスクエアさん

あたりがテッパンかなと思います。(Wind Band Pressもウェブ媒体)

で、それぞれの媒体ごとに媒体のカラーや方針、または文字数であるとか、掲載様式など色んなことが違います。

なのでまず媒体に「情報を掲載してください」という手続きが必要な場合も、投稿型(ワンクッションいらない)の場合も、その媒体の特色を知っておかないといけません。

それぞれの媒体を見に来るお客様は、それぞれ違います。

もちろん複数の媒体を見る人のほうが多いでしょうが、「この雑誌(サイト)は必ずチェックしてます」みたいなコアなファン層はそれぞれの雑誌やサイトに合った層が付いているので、そういう意味で客層の違い、みたいなものはあると思います。

例えばBand Powerさん的なノリでWind Band Pressに投稿すると、まあ浮きます。そういう場合は僕の方で「主催者投稿」って記事タイトルに入れたりしますね。「俺が書いたんじゃねえよ」って言いたい。その場合、主催者団体の仲間内では盛り上がるんですが、他のWind Band Press読者層には届かなかったりするんですよね。スルーされちゃう。

なので、媒体に情報を出す以上は、その媒体を知ることです。例えばバンドジャーナルさんであれば演奏会情報欄をしっかり見て、傾向をしっかり掴んでおくことです。Band Powerさんに淡々とした情報だけ載せてもあまり効果がないかもしれません。そういう違いですね。

大事なのは「媒体に掲載されること」ではないんです。それはゴールではない。

お客様をたくさん呼びたい、満席にしたい、みたいなのが広報的な意味ではゴールになるんじゃないですか?だとしたら大事なのは「各媒体の読者に情報が届くこと」です。「掲載されること」はサッカーで言えばまだ相手陣地に入ったくらいの位置です。ゴールはまだまだ遠いですよね。

とはいえ必須情報というのがあるのでそれは絶対に書き漏れがないように。

メモ的にまとめておきましょう。

・団体名

・演奏会名

・会場(文字数が足りるなら会場までのアクセスや各ホールのウェブサイトにある「アクセス」ページへのリンク)

・月日

・開場時間と開演時間(文字数が足りるなら終演予定時間)

・入場料

・チケット販売店(文字数が足りない場合は省略)

・出演者(団体名以外に指揮者名、客演奏者名、吹奏楽以外の場合は共演者名など)

・演目(文字数が足りるならアンコール以外全曲、編曲作品の場合は編曲者名も)

・主催、協賛、後援団体名

・お問い合わせ先(電話とメールアドレス)

バンドジャーナルさんなんかは文字数制限キツイと思うのでどの演目を掲載するかが広報の腕の見せどころですね。これはどんな人に来て欲しいか、という演奏会自体のターゲット設定とも関わってきます。他のバンドもやっている有名曲を載せるのか、それともあまり目にしない演目を載せるのか。そもそもバンドジャーナルさん読んでる層って何歳くらいなのか、とかそういうのも調べたほうがいいでしょう。媒体によってはウェブサイトの「広告出稿」のところとかに媒体資料出てる場合もあります。

この先は必須ではないですが文字数制限がない場合に活用したい情報です。

・指揮者プロフィール

・演奏者プロフィール

これがない投稿って結構多いんですが、地域の皆様にお知らせするにしても全国展開するにしても、ほとんどの人が皆さんのこと知りません。コンクール強豪校とかなら「コンクールで見た」「CDで聞いた」とかありますし固定ファンも多いでしょうが・・・そうじゃないバンドの方が圧倒的に多いですからね。

あとは記事見出しとPR文章。これについては、それを求める媒体と求めない媒体があります。

Wind Band Pressの場合は、投稿する場合は見出しは自分で作らないといけませんし、PR文も、まああったほうがいいんですが、テイストは他の記事を見て研究してもらったほうが良いですね。

記事タイトルの下に「BY WIND BAND PRESS」と書いてあるのはWind Band Pressが情報提供を受けて記事を書いたりした場合です。「BY ○○」の○○の部分がWind Band Press以外の場合はゲスト投稿です。ほぼ手を入れてません。

基本的な情報のテキストは使いまわしていいと思うんですが、特に見出しやPR文を媒体にあわせて置かないと、読者に届かないんですよね。

どんな見出し、どんなPR文章だったらこの媒体の読者に届くのか。

そういうことを考えながら文体やアピールポイント、文字数なんかを変えていく。

あとはまあ、掲載されるかわからない媒体の場合(新聞とか地域雑誌)は特に気をつけたいのですが、「そこに人がいる」ってことを忘れないことです。

もし自分が媒体側の担当者だったとして、まあ日々忙しくしている中で、メールで一言「掲載お願いします。」ってだけ書かれてて、PDFが添付されている。

Wind Band Pressは世にもまれな優しいお兄さん(私)が運営しているのでPDFをJPGに変換したり文字起こししたりしてくれることもありますが、「これ他の媒体だったら捨てられてるな」っていうメールがたましょっちゅう頻繁に大量に届きます。

その辺りも気をつけたいところですね。ゴールが何かを意識すればそんなメール送れるはずないので、おそらく気をつければ治ります。

今日のポイント:

・媒体に掲載されることはゴールではない

・媒体ごとに文章を変える

・媒体の読者に情報を届けることを意識する

今日はこのへんで。

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ONSAの屋号で個人事業主として吹奏楽や管楽器打楽器を中心に、情報サイト「Wind Band Press」、楽譜出版の「Golden Hearts Publications」、セレクトショップ「WBP Plus」などクラシック音楽関連の事業を行なっています。
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