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20020507 テレビを買った

 テレビジョン受像器を買った。横に広いテレビである。ブラウン管式$${^{*1}}$$にするかプラズマディスプレイ式$${^{*2}}$$にするか迷って値段の安いブラウン管式にした。

 買ったのはビクターのAV-32Z1500$${^{*3}}$$という機種である。主な使用目的はDVDを鑑賞するためであったのでBSデジタルハイビジョン$${^{*4}}$$用のチューナがなくてもよかった。ソニーのKD-32HD800$${^{*5}}$$と迷ったが、ハイビジョン用チューナがない分安いビクターにした。

 買ったビクターのテレビは縦方向の走査線の数を衛星放送でも普通のテレビジョン放送でもDVDでも1500本に変換して表示$${^{*6}}$$する。映像の信号をそのように変換して表示するのである。

 ブラウン管の中にはアパーチャグリル$${^{*7}}$$と呼ばれる縦方向に細い隙間を沢山並べた金属製の板$${^{*8}}$$が入っている。この隙間を電子が通過して、それがブラウン管の蛍光面にぶつかって様々な色を出す。この隙間が沢山あればあるほど表示される絵が細かくなる。ソニーのブラウン管は1300本以上$${^{*9}}$$の隙間がある。ビクターは1100本程度らしい。家のテレビを数えてみれば分かるが面倒である。

 ソニーの1300本隙間があるブラウン管で、ビクターの縦方向の走査線を1500本にする方式を採用すればすごい精密な画質ができそうだが、実際はどうなのだろう。もう少し待てばそういう製品がでてくるのだろうか。今後はプラズマや液晶が主流になりそうだから、そういう製品は出てこないだろう。

*1 第1回 テレビの進化、そして挑戦|あっとデバイス|TDK Techno Magazine
*2 ちょっと拝見
*3 DET搭載高精細テレビ1500i
*4 - Welcome to BPA -
*5 News and Information "KD-36HD800,KD-32HD800,KD-28HD80"
*6 Digital Emotional Technology
*7 ASCII24 - アスキー デジタル用語辞典 - アパーチャグリル
*8 何でも質問隊
*9 http://www.ecat.sony.co.jp/products/catalog/TV_sou.pdf

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