遊学の隠居

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鈴木大拙展に行った。良き。

西田幾多郎、棟方志功の作品も飾ってあったが、特に印象的だったのが鈴木大拙の「△□不異○」だったな。 「△□不異〇(色不異空)」がある。形あるもの(△□)は空(○)に異ならず。○は無という意味でもあり無限という意味もある。 西田幾多郎が書いた「永遠回帰」という作品も飾ってあったな。 この作品を見た時「無限というのは、やっばり永遠でもあるんだな。西田幾多郎も永遠を見たのか。。」って思った。 立花隆のエーゲという本に「何が見えた、永遠が」という言葉があったが、エーゲ海にある古代ギ

    • 歴史は主観性を持つことで自分の経験へと変わる。

      この記事で主観的な歴史の重要性を訴えている。自分の子供の頃の経験と小林秀雄という批評家の本を参考に歴史に対する考えを踏まえて、歴史は主観性を持つことで自分の経験へと変わる。そんなことを書いている。 私が人生で初めて感動したことがある。小学生の頃、京都の興福寺で阿修羅観音像の実物を見た時である。歴史の教科書で見たが、実物の大きさと迫力に圧倒され感動した。その時に「あ、本当にあるんだ。」と実感した。それと同時に阿修羅観音像が1000年以上前に作られた像であり、言葉では表現できな

      • 2020→2021のつぶやき

        お久しぶりです。新年明けましておめでとうございます。 久しぶりに何を投稿しようかずっと考えてました。 気づいたら2021に突入してました笑 2020年、stayhomeが始まってから本を積極的に読み、noteにたくさん投稿してました。私の興味がある分野の本だけを読む事はつまらなく感じていた。最初は哲学から始まり、アート、ビジネス、自然科学、宇宙、物理、幾何学、神秘主義、曼荼羅、コンピュータ、一元論、進化学、お笑い、時間と空間など全く分からないジャンルに手を出した。結果、全

        • オススメの映画を紹介してみる

          私は映画を語れるほど沢山見てきた人ではない。しかし、映画は大好きだ。だから、いくつか紹介したい。(こーゆうのありかなっと思って投稿。) 私から映画の説明はあまりしません笑 ネタバレしたくないのでね(まあ予告編あるから見てね笑)  僕の説明聞くなら、まずは見ろって事です笑 百聞は一見に如かず!! ■戦場のメリークリスマス (1983年公開)監督: 大島渚  国境を超えた男たちの熱き友情 日本の戦争映画と言えば原爆や天皇の題材が多い。しかしこの映画はジャワ島に入植した日

        鈴木大拙展に行った。良き。