
服の買い方を考える
はじめまして。Zak(@zak56685521)と申します。
アラフォー メーカー勤務サラリーマンです。
ビジネスマン向けのファッション・ライフスタイル系ブログ「メンズノート(Men’s Note)」を運営しています。
本も出版中。
ブログにするほどファッションが好きなのですが、2020年からのコロナ影響で私のファッション観に少し変化が生じました。
毎年のファッショントレンドを追うより、いい服・小物・装飾品を厳選して長く使うべきという思いを今まで以上に強めました。
例えばユニクロ製品は非常に優れていますし日々お世話になっているのですが、毎シーズン アイテム買い足すことが本当に生活を豊かにしているのか少し疑問を覚えるように。
今日は服の持ち方について私の考えを綴りたいと思います。
<目次>
1.服をたくさん買うことで生じる問題
(1)1つの服を使う機会が減る
(2)服を選ぶ時間が増える
(3)お金がかかる
2.服を厳選するメリット
(1)1着あたりにかけられるお金が増える
(2)自信があるコーディネートを厳選できる
(3)服や装飾品に愛着が増す
3.服の厳選方法
(1)良いものを知る
(2)服を0から楽しむ人に
(3)新しい服を見ることも大事
4.最後に
1.服をたくさん買うことで生じる問題
(1)1つの服を使う機会が減る
コロナ影響で外出が減り、ストレス発散の一環で買い物(服を衝動的に買う)ことがありました。
服自体は非常に気に入っているのですが、1つのカテゴリー(例えばシャツやニット、ジャケット)を複数持っていても使う機会は限られます。
外出機会が減っている中なおさらです。
せっかくの服を1軍、2軍にわけるとは少し悲しいですよね。
(2)服を選ぶ時間が増える
服が増えればコーディネートの選択肢が増えます。
勿論それは楽しいことでもあるのですが、毎日服選びに時間をかける分 他の時間(例えばご飯、仕事、プライベート)を圧迫することに。
体が1つである以上、管理できるコーディネートのパターンも限界があります。
(3)お金がかかる
服を複数買うことによるコスト。
加えて、1つ当たりの服を使う機会減少。
服1つにかけたコストを回収する時間は長くなります。(もちろんそんなことを考えて買い物する人は少ないと思いますが)
どんな観点でもお金がかかるのが困りものです。
2.服を厳選するメリット
(1)1着あたりにかけられるお金が増える
服を複数買う費用を1着分に集約すれば、1着にかけられるコストは自ずと増えます。
少し気になるブランドにも挑戦できますね。
良い服・小物は、手入れ、メンテナンスをしながら長く使えます。
私は買ったジャケットをお直しもしながら5年以上着ています。
革靴もメンテナンスしながら長く使えますし、機械時計も一生モノといわれますよね。
いいものを長く使えば、廉価な商品をたびたび買いなおすより安くつくかもしれませんよ。
サステイナブルで地球にも優しいです。
(2)自信があるコーディネートを厳選できる
いいものを1つ買えば、きっと自信があるコーディネートが生まれます。
自信があるコーディネートを1つ持てば、新しいものを買うときに「今の服に合うだろうか?」と自問自答しながら買い物するようになるので、むやみやたらに買い物をしなくなりますね。
その上で買い足して、自信があるコーディネートの選択肢が増えることは、日々の生活を豊かにしてくれますよ。
(3)服や装飾品に愛着が増す
服を厳選して長く使うようになれば、日々仕事やプライベートで思い出を共に刻むことになります。
・勝負プレゼンで使っているネクタイ。
・妻にプレゼントでもらった革ベルト。
・初めてオーダーして、ずっと使っているスーツ。
・滑らかな気心地に驚いたシャツ。
・磨く度輝きを増す革靴。
・休日にいつも履いているスニーカー。
共に過ごした年月・思い出は得難いもの。あなただけが持つストーリーですね。
3.服の厳選方法
(1)良いものを知る
良いものというものは高級なモノ自体を指すのではありません。
「所有する価値を感じる」もの
ではどんなものに価値を感じるか。
・見た目が格好いい。
・機能が優れている。
・長く使える。
・機能に対し安い(コスパがいい)
・自分のためだけに作られた(オーダーメイド)
・語れるストーリーがある。
・高いブランド力がある(他の人に褒められる)
・理由もわからないが大好き。などなど
上記はあくまで一例ですが、この中、もしくは複数の価値基準にマッチしたものを人は「いいもの」と評価すると思います。
自分がどんなものに価値を感じるか分からない方は、私が厳選して使っているアイテムをブログ記事で紹介しているので、よろしかったらご覧になってみて下さい。
(2)服を0から楽しむ人に
そんなブランドをいきなり教えられてもという方もいらっしゃると思います。
そんな時はまず服の種類や、自分にあったサイズ感を把握することが大事です。
始めて服に興味を持った方に向けたコーディネート解説記事をブログで記載しておりますので、よろしかったら参考にしてください。
(3)新しい服を見ることも大事
厳選というキーワードと真っ向から対立するように見えますが、一部の服(Tシャツ、シャツ、下着など)は消耗品です。
機能性がものをいうアイテムが多いので、最新のものを買って、よければ一式買いなおすのは非常に有意義だと思いますね。
持っていないジャンルの服を買うのもありえる話。
例えばジレなども、防寒着とオシャレ兼用で1つあれば捗るかもしれません。
加えて、今大事にしている服以上にいいものが無いか見続けることは、自分のものに対する見方・審美眼を磨きます。
1軍選手アイテムを更新していくイメージですね
自分がどんなことを大事にしているかしっかり把握して、(長く使って)次買うときにさらに満足できるものを買えるようにしていきましょう。
4.最後に
このNoteで私がお伝えしたかったことは、ファッション好きと良い服を厳選して装うことは、きっと矛盾しないということ。
服は自分に自信を与えてくれる鎧であり、人の個性を表現するものであり、一生涯かけて付き合っていくものです。
服を買うことはとても楽しい。ただ、服を買うこと自体を目的にすること自体を控えようと思いました。
(中々 服好きにはつらいことで、実践は苦労を伴いますが。。)
自分の価値基準と徹底的に向き合い、身の回りをこだわりアイテムで揃えていきながら、これからも更にファッションを楽しんでいきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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