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クイーン エリザベス、国を背負う覚悟のチカラ

先日、在位年数70年を越えるエリザベス女王が崩御されました。

もちろん生で拝見したことはないけれど
メディアを通して見るその方は
人間味(おちゃめさ)がありながらも厳粛で威厳があり
どこまでも「女王」そのものでした。

エリザベス女王はイギリス国内でも
国民からの尊敬と敬愛を集める国の顔であり
象徴的な存在であると言われていますが、
何がここまで彼女を「女王」たらしめ、
こんなにも神々しい存在にさせるのか?

Photo by Pro Church Media on Unsplash

それは女王が即位する前、
21歳の時におっしゃったとされる
この言葉に集約されると思いました。

「私の人生が長くても短くても、生涯、
公務に我が身をささげることを皆さんの前で誓います」

21歳の若さで、国のために身を捧げて尽くすことを
全国民の前で宣言することが
どれほどの勇気と覚悟のいることか。
想像しただけで身震いがします。
(その前は実際に軍にもいらっしゃったのですね)

エリザベス女王のみならず、他の国の王室の方々や
天皇陛下もそうだと思いますが
この世に生を受けたその日から、もしくは非常に若くして
「国に尽くす公人として生きる」と決めた方の覚悟は美しく
その覚悟に宿るものが私たちの心に届くのだと気づかされますね。

Photo by Jeremy Bishop on Unsplash

もちろんそういう立場にはなろうと思ってなれるものではありませんが
誰かのために、何かのためにという覚悟や
自分を越えた大いなるものへ尽くす思いが
人間をより尊く気高い存在にするということを教えてくれる方でした。

エリザベス女王のご冥福をお祈りします。

人事コンサルタント
金森秀晃

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