法学編入のための道しるべ 総論

ツイキャスをやった関係で順序が前後してしまいましたが、今回は法学編入を経験した身として、どのような点が重要と感じるか述べます。

①自分の頭で考える

合格者の経験はあくまで合格者の経験に過ぎず、最適解とは限らないです。

合格者の助言や情報をただ信じるのではなく、自分でその妥当性をよく考え、活用してほしいと思います。

このことは、参考書を読むときにも通ずるところがあります。

本庶佑先生というノーベル賞を受賞された先生は、「教科書を疑え」と仰ったことで有名ですが、私もそのような考えに賛同します。
これは、教科書に書いてあることをまるっきり信じるなという意味ではありません。教科書の内容を理解したうえで、本当にその内容が妥当であるか検討することが学問なのであって、教科書の丸覚えは学問とは呼べないという意味かと思います。編入に求められるスタンスもそのようなものなのではないかと考えます。いわゆる「変化球」と呼ばれるような問題を出題する大学も数多いです。そのような問題に対処しうる力を身につけるためにも、そのような力が必要です。

②使えるものは何でも使う

編入の先生や、合格者に声をかけることは躊躇われる方もいるかもしれません。しかし、今後のために是非ちょっとの勇気を出して声をかけてみてほしいと思います。編入界隈はいい人ばかりです。失礼にあたるようなことをしなければほとんどの方が力になってくれるものと思います。

また、特に法学部生は、講義も有効に活用しましょう。疑問点があれば教員に質問するのもいいと思います。他学部生でも、法学部の講義を受講する制度があるなら利用する、教養科目で編入につながりそうなものを選択するなど、編入のために有益と思われる選択をすることが肝要かと存じます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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