元起業家視点から語るLayerXで働く良さ

この記事は、LayerX Advent Calender 2021の14日目の記事です。(あれ、まだ10月では...?)

どうも、LayerXから三井物産デジタル・アセットマネジメント(通称MDM)に出向して業務効率化をしているzabethです。僕はLayerXに入る前に4年ほど起業していたのですが、今回はその時の経験を元に元起業家視点でLayerXで働く良さや楽しさをお話します。

どんな人に読んでほしいか

LayerXに興味があるすべての人に読んでほしいのですが、将来起業を考えている人や自分で事業を作っていけるようになりたい人に特に読んでほしいです。

LayerXで働く良さ

① 事業づくりの基礎が身につく、② 週次定例の代表からのお話タイムが神

今回はこの2つについてお話します。

① 事業づくりの基礎が身につく

LayerXはSaaS事業とフィンテック事業が立ち上がり始めたばかりのまだまだこれからの会社です。しかし、現在でもありがたいことに「LayerXすごいね!」と褒めていただく機会があります。確かにすでに実績のある経営陣が多く、資金調達した金額も大きいです。経営陣に限らず経験あるメンバーが揃っているかもしれません。ブロックチェーンを主戦場としていたLayerXが1年半ほどで今の姿になったのは確かにすごいと思います。

ただ、LayerXで2年働いていますが、経営陣から突然会心の一撃になる打ち手が出てきた、1人のスーパープレイヤーがどでかい成果を上げたというような記憶はありません。会社を回すためのすごい特別な仕組みもないです。(やばい、こんなこと言ってたら怒られるかな....笑)

良い習慣の徹底が今のLayerXを作り上げている

事業づくりにおける「良い習慣」の徹底こそがLayerXの強さであり、大きな意思決定や成果もすべて毎日の積み重ねによって作られていると日々感じています。

例えば現状のままを良しとせず貪欲に爆速で改善していくマインドセット。LayerXではプロダクトに限らずありとあらゆる社内の活動が改善対象となっており、常にいくつもの改善が並行して行われています。コーポレート業務、採用、広報、社内コミュニケーション、働き方、カルチャー....etc

新メンバーのオンボーディング手続き(PCセットアップ等)を爆速でできるように効率化!(おそらく今でも平均的なスピード感と比べれば十分早いはず)

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定例資料の雛形は自動作成!(昨年新卒メンバーが作りました)

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定型業務はなるべく自動化!

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社内の会計業務においても業務委託の請求書フォーマットを作成して源泉税計算ミスを大幅に削減したり、LayerX ワークフローをフル活用した形にアップデートしたりして圧倒的に業務を効率化しています。

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MDM(三井物産デジタル・アセットマネジメント)は金商業者なのでいろいろとマニュアルや手引がたくさんあって探すのも大変ですが....

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僕が出向しているMDM(三井物産デジタル・アセットマネジメント)では朝会のやり方が頻繁にアップデートされ、コーポレート業務である反社チェックや稟議の仕組みも日々アップデートしています。

とにかく小さなことでも改善余地があれば提案して爆速で改善していく文化が根づいており、最近では少しでも非効率な仕組みを放置していると気持ち悪さを感じるようになりました笑

下記は週次定例資料からの引用ですが、弊社代表の福島が「すべてのプロセスにOpsを」ということを社内で言っています。全社でこのサイクルが回り、日々学びが共有される環境は働いていてシンプルに楽しいです。

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他にも、朝令暮改、高い透明性、強いひとを仲間にすることへのこだわり、採用におけるカルチャーフィットの徹底、仕事の自分ごと化...etc 挙げだすとキリがありませんが、特殊なものはないように思います。しかし、いずれも徹底することでここまで組織が強くなるのだなということを日々実感しています。

自分自身が起業していた時もここに挙げたことがいずれも大切であることは認識していましたが、全く行動が伴っていませんでした。LayerXは全社として良い習慣や文化が浸透しており、1人ではうっかり忘れたりサボったりしそうなことを実践しやすい環境です。自分で起業していたときはダメダメだった自分でも少しずつ自分の血肉になっているのを感じています。 起業する前にLayerXに入社して修行していたら、100倍マシな事業づくりができただろうなと思います。

② 週次定例の代表からのお話タイムが神

週次定例では最初に20分ほど代表の福島もしくは松本が話す時間が設けられています。ここでは最近考えていること、最近の学び、マーケットでのLayerXやプロダクトの立ち位置、今後会社で起こりうること、仕事で持つべきマインドセットなど様々なテーマが全社員に共有されます。先程の「すべてのプロセスにOpsを」という話も週次定例で行われたものです。

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毎週「課金したい....!!!」と思うような話がされており、次起業することになったら過去の週次定例の代表の話をもう一度全部読み返してメモしてからLayerXをやめることに決めています。

気になる方はぜひ入社して週次定例に参加してください!!

最後に

スタートアップではよく「○○人の壁」というような言葉で組織拡大時の課題が議論される事があると思います。もちろんLayerXも例外ではないですが、60人を超えた今でもLayerXの良さが少しも薄まることなく維持され、Updateされ続けているのは本当にすごいことです。300人、500人と増えたときにも今日書いたようなLayerXの良さを維持し、更に進化できるように文化を作る一員として意識して事業に取り組んでいきたいと思います。

そして、何より大事なのは今後一緒に事業を作ってくださる、このnoteを読んでいる皆さんです!まだまだ日々足りないことできないことだらけで皆さんの助けを必要としています。ぜひ気軽にLayerXに話を聞きに来てください!

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