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金継ぐまでの過程。step1:チョコレートベタベタ


おとといの朝アップした同居グモの記事が、よき話なのにスキが少なくてなんだかクモに悪いことをしてしまった。
タイトルにクモを入れたのが良くなかったのかなーなんて思ってしまったりして、本当に悪いことをした。

今日は、年始からぐずぐずしていた金継ぎをついにスタートさせた。
正直うまくいくかわからない。
だって今こんな感じだ。

溶けたチョコレートがベタベタについたみたいになってしまった。うまくできると思ったんだが。

接合部を確かめる過程や、マスキングテープを貼る過程でベタベタになり、途中からヤケになった。
何かを大切にしようとするとこうなりがちです。


このチョコレートみたいな漆の接着剤を作る過程が工作チックで湧いたので、見て。

小麦粉と水をコネコネして。
耳たぶくらいの硬さにするんだとさ!
ふにふに。
生漆とやらをプチュっとだして。
チューインガムみたいに粘り気が出るまで、
混ぜ混ぜこねこね!!
(びろーんと伸びるよ)

出来上がったチューインガムを割れ目に塗り塗り。接着面をベタベタしてギュッと接合。

このまま固まっちゃってくださいって状態まで持ってけたら、適度な湿度を保つために濡れタオルを忍ばせたダンボールにそっと起き、蓋を閉め、1週間後を待つ。その間に固まるらしい。


そこから欠けや隙間を埋める作業をしてまた乾かして、金をつける。
細かく言えばはみ出したやつをカッターで削ったりする工程もあり、まだ先は長い。
そう、大切にするってやつは簡単じゃない。



それにしてもこう2枚ともシッカリ割れる星形の皿ってどうなんだろう。
地元から東京に送ったらこの皿だけポキポキに割れていた。
治ったところで使うたび神経をすり減らすことになりそうで。とてもかわいいがこういう形のお皿はオススメしない。この皿たちだって、トホホって顔してる。

もっかい見て。
トホホ顔が見えてくる。


来週の頭あたり、ダンボールを開けてまたゴソゴソやりたいと思います。

更新なかったら、地味に失敗したと思ってください!
派手に失敗したら更新しますね!


・・・・おしまい・・・・

おまけ。

コップの方は有名な方の作品で、質感も口当たりも高台もよく、夫に割られるまでお気に入りだった。
今はチョコレートでベタベタだけど、元よりずっとステキになりますように…まじで頼むよ。

まさに陶器肌!
飲み口の滑らかさ!
高台うつくしい!

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