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子どもの運動会にて、予想外の興奮

先日の土曜、長男(5歳)が通う保育園の運動会がありました。

コロナの影響でどうなることやら、と思いましたが、工夫しての開催となったわけです。

どういう工夫かというと、、、

・ひと家族、参加は2人まで
・会場の体育館の窓は開け放たれ
・午前午後合わせて4時間くらいのプログラムを、1時間半に短縮
・自分の子どものプログラムではない場合は、スタンド観戦
・自分の子どものときは、フロアに降りて良い(ただし、家族がまとまってはいけないし、いつもよりは距離がある)

という。

こうなってくると、もはや東京ドームで開催される、ジャニーズ運動会のような塩梅。

近くで見れない悲しさはありますが、いつもよりテンポは良いし、人も少ないし、快適な環境で、「推し」を応援することができました。

新しい運動会様式。

遠くから眺める、1歳から5歳までの子どもたちってのは、「人間の見本市」的な様相です。
猿から人へ、みたいな進化の変遷図に似たところがあり、人間の成長の速さ&遅さを体感できます。
最年少クラスは立っているのがやっと、年長クラスは、ようやく人っぽい感じ。

お腹の中に10ヶ月程度、そこから数年生きていても、人間ってのは、非常に緩やかに成長していく。
最年少クラスを見ていると、我が子の昔の姿を重ね合わせて、非常に懐かしく思うと同時に、なんでこうも、ほんわかとしたスピードでしか霊長類ヒト科は成長しないんだろうか。野生の世界だったらとっくに食べられてるし、悠長なものである。

それより気になったのは、観客席であるスタンドの雰囲気。

ひと家族参加は2人までなので、たいていは、父親と母親のコンビで、クラスごとにまとまってスタンドに座ることになるのですが・・・。

なんか、艶めかしいのです。

家族ぐるみでの付き合いってのは多少あり、他の家族と時間をともにする機会はありますが、当然、そばには子どもがいる。
そう考えると、子どもがいない状態の夫婦たちと時間を共有するのは、これが初めてじゃないだろうか。

妙に、色っぽいというか、艶っぽい空気がスタンド席に流れている・・・。

子どもが遠くにいることによって、夫婦の距離の近さがより強調されるし。
うちの子もあんな時期があったねー、1年後はあんな感じになるのかなーなど、感慨深くおしゃべりしてたりするし。
自宅ではわかりませんが、運動会中は、夫婦同じ方向を見ながら、寄り添ってるわけです。

ひよこ組さん可愛いいー、もうひとり、考えてみる?なんて空気。

酸いも甘いも噛み締めた夫婦が、二人並んで座り、その二人組がまとまることで、醸し出される雰囲気。
「やったやらない論争」なんかするまでもなく、行為の結果たちが、走ったり踊ったりしているわけで、言わずもがな。
こっ恥ずかしいというか居心地悪いと言うか、端的に言えば、ちょっと興奮しました。

他のきれいなお母様に目が行ったりしちゃって。
その夫を見て、やっぱり良い男で、胸がざわついちゃったりなんかして。
でも、やっぱうちの妻が一番だな、なんつって。

久しぶりに、「仲良く」した人たち多かったんじゃないだろうか。
うちのことは・・・、ご想像におまかせします。


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