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ドラえもんの主題歌について、個人的再発見

今朝は、05:30に起こされた。

「うわぁー!」

と、長男(5歳)が奇声を発したためである。

なんだ!?と思い、「うわぁー!」「たいへんだ・・・」と取り乱す長男に、どうした?と事情を聞いてみると、「映画館、間に合うかな?」ということだった。

そう、本日は、彼としては待ちに待った映画ドラえもんの公開日。
コロナの影響で公開が延期され、およそ5ヶ月は待っていた。

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5歳の子どもにとって、5ヶ月は、永遠のように感じられたはずである。
その間、毎週のドラえもんでは、しつこく無駄に壮大なミスチルの主題歌が流れ続け、およそ子供向けの曲調でもないのに、長男は誦じて歌えるまでになった。

私がテレワーク中に、乳幼児の娘の面倒を見ておけば、平日の金曜であっても、妻と長男で、公開日にドラえもんを観に行くことができる。

私も妻も、映画・映画館は好きなので、子どもも好きになってくれるのは嬉しい。
というわけで、昨晩、「ちゃんと眠れたら」「映画館に連れて行ってあげる」と約束をしていたのであった。

結局、約束自体は反故にされ、長男は逆に興奮で眠れなくなり、
「ちゃんと寝ないと」「映画館に遅刻するぞ」
と脅しつけて、なんとか寝かせたわけだが、作用と反作用というか、脅したツケを早朝にはらうことになったのであった。

落ち着きたまえ。映画は11時からだ。絶対間に合うから、早くもう一回寝てくれ。

さて、私はテレワーク&育児で留守番だったのだが、映画館から帰ってきた長男はご機嫌で、アレクサに指示して、今回の主題歌である、ミスチルの「Birthday」を鳴らし、合唱し出した。

にしても、ミスチルがドラえもんの主題歌を歌う時代である。
なんなら、今のOP曲は星野源なので、
OP:星野源
ED:ミスチル

ってことだろうか。
すごい時代だな。

少し気になったので、歴代のドラえもん主題歌を調べてみると・・・。

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※ウィキペディアより

声優が一新された区切りの26作目以降の有名アーティストリレーもすごいが、注目したいのはこの部分。

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武田鉄矢の連投がえぐい。

「武田鉄矢」「海援隊」「武田鉄矢一座」と、肩書きを変えながら、顔を出してくる。

「宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)」の「少年期」が名曲な印象は強烈にあったけど、こんなに武田鉄矢臭が強い作品たちだったとは、気付かなかった。

作詞:武田鉄矢、歌:武田鉄矢となれば、これじゃまるで、映画「ドラえもん」というより、武田鉄矢のPVである。

藤子プロは、武田鉄矢に何か弱みでも握られていたのだろうか。

それとも、80年代〜90年代は、88年生まれの私が気付かなかっただけで、武田鉄矢って存在は、今でいう星野源+ミスチルみたいな存在だったのかしらん。

恐るべし、武田鉄矢。

ちなみに、子どもに聞き、妻にも裏取りしてわかったのですが、今回は、OP曲の星野源「ドラえもん」は流れなかったそうです。

今も昔も、大人の事情ってやつがありそうですね。


追伸

武田鉄矢に文句をつける意図はなく、「少年期」は文句なしに傑作です。


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