書いてみる8月

8月1日、わたしにとって区切りの日。
なにかはじめたいけど、はじめても続かないからやらない。
区切りと言いつつ、昨日とまったく変わらない。
だけど、今日から本を読むことをすこし楽しみにしている。

朝起きてまず手に取った本は
伊藤亜紗さんの「感性でよむ西洋美術」
2週目。

さっそく1週目では気付かなかった言葉に出会う。
「一般に、言葉と感性は相性が悪いものだと思われています。」
いつもいつも、考えていることや思ったことが言葉に変換されず、
がんばって発してもしっくりこない、これじゃないのに…と話す度に後悔して無口になっていた。そんな大きな悩みだったことが、一般的に相性が悪いと言われているなんて!なら仕方ないね。

伊藤亜紗さんの本を読むようになったのは、
美学は「言葉にしにくいものを言葉で解明していく」学問であると知ってから。「いわく言いがたいもの」言葉にできないことを、言葉にしていく哲学なんだそう。

わたしの日々は、いわく言いがたすぎる!

感情に合う言葉が見つからないから、もう話さなくていいと思った。
だけど、この美学に興味を持つってことは本当は思ってること話したいんだよね。

自分の気持ちを出さない癖が付いていたけど
すこしずつ、言葉にしていけばなにか進んでいくような気がする。

この場で、やってみようと決めた!
だって8月になったから。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?