見出し画像

三崎優太 (青汁王子) と飯田祐基 (ライバー社 会長) の騒動について | 忙しい人のための時系列まとめ

【概要】

2021年初頭に、インターネット配信界の芸能事務所的な位置づけの『株式会社ライバー』その会長の飯田祐基という経営者が、
三崎優太 (青汁王子) が企画し三崎自身もメンバーとして所属する『SNiii』というアイドルグループのプロデュース業務を請け負った。

だが2021年6月、
それまでのプロデュース業務に対して三崎優太が支払っていた総額6000万円ほどの費用に、
1. 人件費などを水増しした請求
2. スタジオ代など架空の費用の請求
3. ボルデ社による、ライバー社に支払われるべき報酬の中抜き (後述)
などが含まれていた疑いがある。というのが大筋の内容。

画像3

6/29 夜
   【SNiiiチャンネルで三崎優太が動画を投稿する】

騒ぎの発端は6月29日、
三崎優太が『SNiii』のYouTubeチャンネル上に投稿した動画から。

ここで三崎は『SNiii』の解散を発表しつつ、
飯田に頼んだプロデュース業務について、
・いるかどうかわからない人物に対して人件費が支払われていた
・プロデュース業務に誠意がなかった
と主張している。

画像5

6/29 深夜
【コレコレの生配信に飯田・三崎が登場する】

同日、動画投稿後の深夜に、
ライバー社所属の配信者コレコレのYouTube生配信がおこなわれ、
ライバー社会長として飯田祐基が出演。
その後、後半になって予定にはなかったはずの三崎優太も登場する。

画像5

《1. 飯田祐基が登場し三崎優太について喋る》(51:50~) 

コレコレは三崎優太 (SNiii) の人件費問題について質問する。
飯田は「三崎の味方でいると誓ったから詳細は言わない」と発言。

配信主のコレコレはこの時点で、
・飯田がなにも言えないのは、三崎に"大人の力"で脅されているからだ
・人件費についての三崎の主張には証拠がないので信用できない
としている。

画像6

《三崎優太が配信に登場》
飯田の出演が終わったあと、
配信に気づいた三崎優太がチャットに登場し、その後通話がつながる。

↓チャットでの登場1 (1:00:47~)

↓チャット登場2 (1:06:34~)

↓通話がつながる (1:19:26~)

ここで三崎は、
「証拠は出せるが会社の人々を巻き込む話なので飯田の許可がほしい」
という趣旨の主張をする。
しかし飯田は許可せず。
コレコレは「証拠を出せ、出せないなら信じない」と話が進展しない。

そこで三崎は証拠を出せない代わりに、
配信中にリアルタイムで行われていた飯田とのLINEのやりとりを公開 (1:49:06)

ここで飯田が「証拠は出さないでほしい」「返済は出来る限りする」と三崎に伝えている様子がわかる。
しかしコレコレはこれを見ただけではなにも判断できないとする。

画像7

《コレコレと飯田と三崎の3者での通話》
最終的に配信上で、
コレコレ、飯田、三崎の3者での通話が行われる (2:35:12~)

これは、飯田が「話すのは10分間のみ、それ以降この件について語らない」という条件を出し、三崎が承諾するかたちで実現した。

ここで個々の人件費請求についてのお互いの主張が詳しく語られるが、
詳細を省いて大枠をまとめると、

飯田祐基の主張
・証拠は出さないでほしい
・請求に自分は直接関係していない
・架空の人件費請求と"誤解"させたことは申し訳ないので返金する

三崎優太の主張
・架空の人件費請求があったというのは"誤解"ではなく事実
・ボルデ社に報酬が中抜きされているのは約束と違う (後述) 

といったもの。
結局証拠は出されず、その日の通話・配信は終了する。

画像8

6/30~
  【配信翌日以降 ~ 訴訟への流れ】


6/30 | 三崎優太が"新事実"が発覚したとツイート
配信翌日、三崎優太が「架空だったのは人件費だけではなく、その他にも様々な架空の請求があったことが判明」とツイート

画像8

7/1 | ライバー社が「弊社に対する中傷動画につきまして」という文章をリリース
飯田祐基が会長を務めるライバー社のHPに文章がリリースされる

これは発端となった冒頭のSNiiiチャンネルの動画に対して「架空の請求という認識は"誤解"である」と反論するような内容のもの。

画像9

7/1 | 三崎優太が「ライバー飯田会長との全てを告白します。」という動画を投稿
三崎がこれまでの経緯や"新事実"をまとめた2本目の動画を投稿する。

前回あげられた人件費問題について、請求書・業務に参加していた人物とのやりとり録音・スクショなどが証拠として公開されている。
また新事実として、本来は支払いが発生していないはずのスタジオ料金なども請求されていたと述べている。

画像10

その後~ | 両者ともに司法の場で対応することを表明
その後、三崎はツイートにより司法の場で争うことを表明。


ライバー社も公式HPの記事 (7/14リリース) で司法において事実を明らかにすると表明している。

画像10

(注釈)
  【ボルデ社とライバー社について】

ボルデ社というのは、三崎優太が飯田祐基にプロデュース業務を頼んだ際に、ライバー社が三崎のアイドルプロジェクトを直接請け負うことは難しいとされたため、間に挟まるかたちになった会社。

三崎はもともと契約の相談時に、ボルデ社が利益を取ること自体は認めていたが、飯田がわざわざ「利益を取らない」と約束した上で実際には取っていたのだとして怒りを表明している。

この件については、ライバー社から反論がされており、その約束は「飯田祐基が個人として利益を取らない」という意味のものであって、ボルデ社が利益を取らないという意味ではなかったと主張している。
(7/2のライバー社公式リリース : 記事内"3"部分


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?