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今日から始める雑談トレーニング

「できていないことがわからない」人間は三流で終わり、

「できない」ことを知り、あきらめる人間は二流で終わるが、

できるまで、とことんやりきれる人間が超一流になれる

①エレベーターで「何階ですか?」と聞く

まずは、エレベーターで誰かと乗り合わせたとき、「何階ですか?」と聞いてボタンを押してあげましょう。すでにやっている人からすれば何が難しいのかわからないかと思いますが、昨今の時代背景もあって、知らない人に声をかけるのはなかなか難しくなってきています。「人見知り」の壁を突破するよい方法なのです。

②お会計のときに店員さんとひと言話す

買い物やレストラン、居酒屋などに行ったときに店員さんと会話を交わすことです。最初は「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」くらいで構いませんが、雑談力を磨くトレーニングとしては、もうひとひねりほしいとことです。たとえば、「お財布のひもが許せば、毎日食べに来たいくらいですよ(笑)」「おもてなしを感じる接客でファンになってしまいました」。お菓子などのおみやげを買ったりしたときは、「ここのでないと、みんなが文句を言うんですよね(笑)」と、いった具合です。この「何気ないけれどちょっと小粋なひと言」は、大事なときにいきなりやろうとしてもできるものではありません。

③アウェイの飲み会やパーティに参加する

実戦で経験値を積むための「場数の増やし方」です。雑談というのは、互いをよく知らない人同士で行うもの。本質的なことをいえば、さまざまなタイプの人と、さまざまな場で出会う。場数を積めば積むほど、そのレベルは上がっていきます。自分の力試しと、実力アップ、そのどちらにも役立つので、ぜひ習慣化していただきたいトレーニングです。パーティなんか行く機会がない、という方もおられると思いますので、その場合は、たとえば「行ったことのないバーに行く」「タクシーの運転手と話す」「初めての美容院に行く」といったことで構いません。

④社内の苦手な人・嫌いな人と軽く雑談をする

これは、人との接し方のスタンスを見直す効果もあります。「返報性の法則」といって、人のことを「苦手だな」と感じてしまうと、相手もこちらを「苦手だな」と感じてしまうものです。そうではなく、相手を好きになろうと努力し、その結果として相手にも自分を好きだと思ってもらおうとする。という流れが大切なのです。苦手な人がいるのは、ある程度仕方のないことかもしれませんが、対話しようとする努力は、多くの場合実を結ぶと私は思います。

【雑談は「人」と「人」をつなぐ最初の接点】

「超一流の雑談力」安田正著 より

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