イライラしてもOKという話
どうしようもなくイライラすることがあります。
きっと、誰にとっても一つや二つくらい、どうしようもなくイライラすることがあるとは思います。
それが、人からは理解されないようなことだったりすることも、きっとよくあるんじゃないかと思います。
だから、これからお伝えすることを知っておくと、
まぁ、イライラすることもあるだろうし、ある程度はしょうがないかと、客観的に考えることができるようになります。
これは、自分に対しても他人に対しても、です。
僕がどうしようもなくイライラすることの一つ目は、音響機器から正しい音が出ないことです。
僕は、あるオーディオメーカーの社長から、
「中野さんは不幸な耳を持っています」
と言われてしまったことがあります。
正しい音が再生されていないことに、とても敏感になってしまうんです。
たとえば、ちょっとしたイヤホンの接触不良もそうだし、
ちょっとマニアックなところで言うと、スピーカーの位相のズレなんかにも、結構敏感に反応してしまいます。
そういう音を聴くと、イライラーっとしてきちゃうんですよね。
なんでなのかはわからないです。
それから、床にものが置いてあると、だんだんイライラしてきちゃうんですよね。
僕は汚れてることよりも片付いていないことにイライラしやすいタイプらしく。
特に床は広く開いていないとダメなんです。
他にも、改札を塞ぐ人とか、スーパーで周りを見ずに売り場を塞いじゃう人とか。
イライラしちゃうんですよね。
もちろんそれでケンカしたり、露骨な態度を取ることはないですが。
ただ、誰にでもそういう、なんでか分からないけどイライラしてしまうことってあって、
それはきっと「こんなことは当たり前にこうなってるべき」という個人的な決めつけがあって。
そういう決めつけがあってはいけないという話ではなく、決めつけている自分に気づき、周りの決めつけてる人だって、自分と同じなんだということがわかってれば、
そんなに人とすぐにイザコザしなくて済むんじゃないか、と思うんです。
誰が正しいではなく、自分は自分の正しさを持ってるし、人は人の正しさを持ってる。
そして、絶対の正しさなんて存在しないから、自分だけが絶対に正しいなんてことは絶対にないんだ、ということを知ってるだけでも、
きっと今までより少し心穏やかに生きられるんじゃないか、と思います。
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